見出し画像

しかぶりラジオ第183回『AI殺し合い』

ナ月と重曹による楽しいラジオです。
今回はAIを使って二人で殺し合いました。一番下に全文があります。

投稿コーナーはこちら

「ふつおた」
普通のお便りをください。なんでも良いです。

「普通に良い」
なんでも良いので普通に良いなと思うことを送ってきてください。ふざけても良いです。長文でも別に良いです。

「ちんちんが見たことないもの」
ちんちんが見たことなさそうなものを送ってきてください。「なさそうだな」くらいでいいです。
例「焚き火」「セブンイレブンの看板」「ビッグマック」

「俺の遺物」
バイオハザード的な世界観でゾンビに噛まれてしまったとして、生存者からひとウケ取るために完全にゾンビ化するまでにやっておきたい悪ふざけを送ってきてください。
例「ポケットパンパンにハンドガンの弾を詰めておく」「カビキラーを抱えておく」「エッセイ漫画で手記を残す」

「そんな場合じゃねえだろダジャレ」
そんな場合じゃないダジャレを送ってきてください。AI使用可。
例「エイリアンの爪、めっちゃ鋭利やん」

投稿はこちらのフォームから。


殺し合い全文

一戦目
重曹が、ナ月に向かって刀を振るう。
だがナ月はその攻撃を軽やかにかわし、そのまま槍を突き刺してくる。
それを、重曹は刀で受け流す。しかし、槍がわずかに刀をかすり、その攻撃によって刀は折れてしまう。

その隙をついて、ナ月は重曹の顔をめがけて槍を突き出した。重曹はとっさに腕を出して顔をガードするが、腕に大きな傷を負ってしまう。
そんな状態でもなお、重曹は再び立ち上がり、今度はナ月の顔を狙って刀を振るった。
ナ月もまた、顔を守るように左腕を出したが、その瞬間に刀は彼の左手の甲を切り裂いた。

これ幸いと、重曹は相手の姿勢を崩すべく足払いを仕掛ける。そして、見事に彼の体勢を崩したのだった。
地面に倒れたナ月の上に馬乗りになり、重曹は彼に刀を向ける。
しかし、ナ月もただやられるわけではない。すぐに起き上がると、今度は槍を使って彼の体を貫こうとする。
重曹はそれをかわし、逆に自分の刀を彼に向けて振り下ろす。
すると、ナ月は横に飛んで攻撃をかわすと、近くにあった木を引き抜いて投げつけてきた。
彼はその攻撃に対して、避けるよりも反撃することを選択。飛んできた木を叩き切ったのだ。
さて、ここからどうするか。そう考えている間にも、ナ月は次の手を仕掛けてくる。

重曹の視界から、ナ月の姿が消えた。彼は自らが投げた木の陰に身を隠して距離を詰め、刺突の一撃を繰り出す。

(速い!)
そう思った時には、もうすでに手遅れだった。重曹は自分の腹に刺さった槍の先端を見つめることしかできなかった。
そして、次の瞬間には自分の体が吹っ飛ばされていることに気付く。ナ月が槍を引き抜くことで、重曹の体に大きな穴が開いたからだ。
このダメージで重曹の命は終わったも同然だった。
「ぐはっ…!ごふっ……」
血を吐きながら、その場に倒れ込む重曹。
そんな重曹を見て、ナ月はゆっくりと彼のもとに歩み寄った。
「お前の勝ちだ……さぁ、殺すがいい……」
そう言う重曹だが、ナ月はそんな彼に手を差し伸べてこう言った。
「言い残したいことは?」
「そうだな……じゃあ、『死にたくない』だ」
その言葉を聞くと、ナ月はすぐに行動を開始した。
彼は刀で重曹の首をはねると、さらに心臓を突き刺さした。これにより、彼の人生は完全に幕を閉じることになる。

二戦目

ナ月は、ちりとりで身を守る姿勢をとり、相手の行動を伺う。一方、重曹は、ヒーローのソフビを投げたり、投げつけたりしながら攻撃する。
重曹の攻撃に対して、ナ月は、ちりとりで防ぐか、避けるかしなければならない。
また、ちりとりで反撃することもできるが、タイミングを誤ると、自分がダメージを受ける。
ナ月のそんな迷いを感じ取った重曹は、おもむろにソフビの上半身と下半身を分けた。
そして、上半身を投げつけてきたのだ!
この攻撃に、ナ月はどう対応するのか?

答えはこうだ。投げつけられたソフビの上半身を、テニスのようにちりとりで打ち返したのだ。さらに、ナ月は、両手で持っていたちりとりの柄の先端を床につけ、棒高跳びの選手のように飛び上がり、重曹に向かってジャンプした。
その勢いで、重曹の体(頭部)を蹴り上げたのである。
ナ月の攻撃によって、重曹の体は天井近くまで飛ばされた。
しかし、重曹は見逃さなかった。打ち返されたソフビの上半身が自らに帰って来つつあることを。
「どうだ!」と言わんばかりに誇らしげに立つナ月に、重曹は言った。
「さすがだな。だが、これはどうかな?」
次の瞬間、ナ月の顔から血の気が引いた。
重曹は、ソフビの上半身を自分の頭の横に浮かせたのだ。まるで、盾を持っているかのように。
そして、そのまま、ナ月に向かって突進してきたのである! 重曹の狙いは、ナ月を倒すことではない。
ヒーローのソフビを使ったフェイントである。

重曹は、床に置かれたちりとりの上に着地し、そこから再び跳躍して、ナ月に飛びかかった。
もし、ここで、ナ月が防御しなければ、重曹の攻撃がヒットすることになる。
ただし、攻撃を受ければ、ダメージを受けることになるだろう。
ナ月は、ちりとりに命じた。「敵を吸い込め」と。
すると、ちりとりの底面が、上を向いたまま、空中に静止したのである。
それは、あたかも、掃除機のように、重曹を吸い込もうとしているかのようだった。
吸い込む力は、かなり強いらしく、重曹の体はどんどん吸い込まれていく。

重曹はニヤリと笑うと、ソフビの下半身をグニグニと噛み始める。やがて、ソフビの上半身も口の中に入ってしまった。
こうなると、もう身動きができない。
ところが、重曹はまだ余裕の表情だった。
ナ月は更にちりとりに命じる。「奴を噛み砕け!」と。
すると、ちりとりの側面が開き、無数の歯が現れたのだ。
これが、ちりとりの本当の姿なのか? 巨大な猛獣のような歯をむき出しにしたちりとりは、重曹に向かって襲いかかっていく。
一方、重曹の方も、口からソフビの上半身を吐き出して応戦する。
そして、続いて涎にまみれた下半身も射出する。両者の激しい攻防が続いた。
どちらも一歩も譲らない。
しかし、徐々に形勢が変わっていく。
重曹の体が、ちりとりの中に入っていったのだ。
どうやら、体全体が、ちりとりの中に入ったらしい。

これで、勝負あったかと思ったその時、重曹が叫んだ。
「しまった! このままでは出られないぞ!」
重曹の体は、すでに、ちりとりの口の部分に挟まっていたのである。
いくら暴れても、抜けることができない。
しかも、口の部分には鋭い歯がびっしり並んでいるため、動く度に噛まれてしまう。
もはや、万事休すかと思われた時、ナ月が言った。
「よし、そこまでだ! お前の負けだ!」
「なんだと? どういうことだ?」
「いいか、よく聞けよ。お前が入っているそのちりとりは、実は掃除道具ではないんだ。本当は、『最強の掃除機』なんだ」
「何っ!?」
「つまり、お前がどれだけ足掻いても無駄だということだ」
それを聞いた重曹の顔に動揺が走る。
「そ、そんな馬鹿な……」
「お前は負けたんだよ。大人しく降参しろ」
「くっ……。こうなったら仕方がない……」
重曹は覚悟を決めたようだった。
そして、最後の力を振り絞って叫ぶ。
「出してくれーっ!!」
しかし、その声は虚しく響くだけだった。
重曹の姿は消えている。
そう、彼はちりとりに吸い込まれてしまったのだ。

いいなと思ったら応援しよう!

ナ月
切実にお金が欲しいのでよかったらサポートお願いします。

この記事が参加している募集