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ニュージーランド産キングサーモンの美味しさの秘密とは!


日本とニュージーランドのサーモンは種類が違う?


今や、世界中で愛されている日本食。 

中でも「お寿司」は日本食の代表格と言ってもいいのではないでしょうか。

ニュージーランド人もお寿司は大好きです。

とてもポピュラーな食べ物として定着しており、飲食店が並ぶ通りやフードコートなどへ行けばお寿司のお店を必ず見つけられます。

ただ、日本とちょっと違うと思うのは「主役のネタ」。 

どの店でもマグロはあまり見かけません。

代わりに主役を張っているのが『サーモン』です。

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「サーモンは日本でもよく食べられてますよ」


そういう声が聞こえてきそうですが、日本で主に出回っているのは、以下の5種。

・白鮭
・銀鮭
・紅鮭
・アトランティックサーモン
・トラウトサーモン


ニュージーランド産の『キングサーモン』とは違う種類になります。


キングサーモンは美味しいだけじゃなく体にもいい


キングサーモンは世界的に見ると希少種で、その供給を支えているのがニュージーランド。 

キングサーモンの世界流通量の半分以上は実はニュージーランド産なのです。

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NZ産のキングサーモンは、肉厚でしかも脂がのっているため、とても美味しく感じます。 

脂肪含有量(3割弱)は他種のサーモンよりも多く、口に入れるととろけるような口当たり。

その割にくどく感じないのが不思議です。

さらに、注目なのが栄養価。

NZ産キングサーモンに含まれているオメガ3脂肪酸の量は、

アトランティックサーモンやトラウトサーモンの2倍以上


オメガ3脂肪酸は、人が体内で十分につくることが出来ないため食事から摂取しなければならない必須脂肪酸と言われるものです。 

サプリメントに興味のある方なら「EPA」や「DHA」などの表示がされている商品を見かけたことがあるかと思います。

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オメガ3脂肪酸にはEPAやDHAが含まれ、以下のような健康効果があると言われています。

・血液をサラサラにして血行を良くする(心臓病の予防)
・アレルギーの緩和
・肌のシミを防ぐなど美肌効果 etc


養殖が難しいキングサーモンがNZで可能な理由

キングサーモンはとてもデリケートな魚で、水がきれいな場所にしか生息しておりません。 

そのため養殖することが難しく、世界で養殖されているサーモン(鮭)のうち、キングサーモンの割合はなんと1%以下。

キングサーモンの養殖に成功しているということは、ニュージーランドの水質が非常に優れている(きれいである)こと証明しているわけです。

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NZのキングサーモンの半数以上を養殖している地域は、南島のマールボロサウンズです。

この地にあるのが、キングサーモン養殖シェア世界一の、

ニュージーランドキングサーモン社


養殖しているキングサーモンは「オーラキング」というブランド名がつけられ、世界中に輸出されています。 

日本でも三つ星レストランや割烹料亭など、高級飲食店でオーラキングは食材として使われているとのこと。

『オーラ』とは先住民族マオリの言葉で『健康な』という意味です。

オーラキングとなるキングサーモンの孵化場は、毎秒約1万4千リットルの湧き水が流れ込むワイコロププ・スプリングスのそばにあります。

ワイコロププ・スプリングスの水平透明度は62メートルと測定されており、『世界一きれいな水』と呼ばれるほど。

孵化後は、栄養豊富な潮が流れ込む広々とした養殖場に移されて、野生のキングサーモンと近い成長過程で育てられます。

オーラ(健康な)という名前には『キングサーモンを健康に育てよう』という会社の強い思いが込められているのです。

ニュージーランド旅行の際はぜひご賞味あれ

実際に食べてみると、日本で食べるサーモンとNZ産キングサーモンとの味の違いがよくわかると思います。 

ところが、日本の仲卸業者のウェブサイトで見つけたオーラキングの価格は、

『1kgあたり2,680円(税込)』

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これは「業務用価格」なので、飲食店でお料理として出されるともっと高くなるのでしょう。 

一方、ニュージーランドで流通するキングサーモンはそれほど高価ではないため気軽に食べることができます。

また、オーラキングではなくても、ニュージーランドのキングサーモンは恵まれた自然環境の中で育てられているので安心です。

今後、ニュージーランドを旅行される機会がありましたら、ぜひ一度召し上がってみていただきたい『NZグルメ」の1つです。


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