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冬の美ヶ原 細板スキーで雪上散歩してきた

12月24日、クリスマスイブ。平日。急に思い立って雪の美ヶ原を歩き系テレマークスキーで散歩してきました。冬の美ヶ原は初めてでしたが、最高でした!

ことの発端は、Googleがプッシュしてくる記事でヤマケイの冬散歩記事がおされてきて読んだことでした。記事はこちら。


素敵な写真とともに、なるほど、ルートを確認すると美ヶ原の山本小屋ふる里館の奥のところを入っていく道ですね。雪のない頃はちょいちょい来るエリアです(バイクで)。記事の内容からも、掲載されている地図の等高線からもほぼ平坦と予想されるので、ステップソール板のテレマーク細板でお散歩感覚で楽しめるだろうと、記事を見た3日後に唐突に行ってきました。その模様は動画にもしてあるので、興味のある方は一番下からどうぞ。


美しの塔で水分補給中

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見渡す限りの雪原。向こうには王ヶ頭ホテルとテレビ塔群。

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途中休憩。アルコールストーブでお湯沸かしてカップ麺休憩。

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テレマークスキーというものにとても惹かれていて、下手の横好きで長いこと楽しんでいます。コテコテのエクストリームなバックカントリーは全然やってません。主にゲレンデで滑ることが多いのですが(子供の付き合い・付添がメインですし)、最近はゲレンデもなんとなく億劫で、こんな感じで、一人で細身板でスノートレッキンが一番しっくり来て、楽しいと感じるようになりました。


上記の記事もスノーシューでのトレッキングと言う内容になってますが、ここのところスノーシューがとてもクローズアップされていますね。もちろん、手軽で便利な道具ですが、ここで自分は歩き系テレマークを強く推したいです。いつも使っている道具はクラシックな細身ロングでステップソールの板「ブラックダイヤモンド セントイライアス ワックスレス」に単純なワイヤービンディング「リーバZ」、ゴツくない革ブーツ「スカルパ ビンソン」です。知ってる方なら、どんだけ古い道具使ってるんだ?となるかもしれません。ともあれ、この構成だと非常に軽量・軽快に歩くことができます。平地ならステップソールのおかげで、すり足をするだけで自動的に前に進むという不思議な体験ができます(笑) また緩斜面も何の苦もなく、普通の地面のように(ずり下がったり滑ったりせず)どんどん登っていけます。このステップソールというのは大層なものではなく、鱗のようなくぼみがスキー板の裏側に切ってあり、板が前進する時にはあまり抵抗にならず、後退方向にはしっかりと抵抗になり雪面に噛み込み、踏ん張れる・グリップする、そんな代物です。下りになれば滑って降りれるし、板長もあるので浮力もスノーシューに負けないくらいある。デメリットはせいぜい板が長いので持ち運びが不便、フィールドでは小回りに不便、これくらいでしょうかね?(すみません、言うほどスノーシューを使い倒したことはないんですが)そのへんのつぶやきと実践は、動画の方もぜひ参考にしてください。

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そんな歩き系テレマークでの雪上散歩は痛快極まりないです。そんな道具を全く知らなかった方はぜひググってみて、そして興味を持たれたならばぜひお試しください。


私は用具はいつも目白のカラファテさんで揃えてます。テレマークといえばカラファテさんですものね。特にこういったニッチ(?)な分野は、積み重ねたノウハウ・現場で得た生きたフィードバックが何より大事。説明書を読んだだけ・Wikipediaを読んだだけでは得られないソフト面が最重要。安売りチキンレースだけで売っているところではなく、いわゆるプロショップに頼りたいところです。

カラファテさんはこちら



拙い動画はこちら


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