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いつからお餅は食べられる?

こんばんは☺!
2023年に入って、早くも2週間!
お正月は楽しく過ごせましたでしょうか?

お正月といえば、おせちに~凧あげに~お年玉に~年賀状に~と
盛りだくさんで過ごした宗像です!

さて、年末最後の記事でも取り上げられたお餅!
皆様は食べましたか?

お子様の食事場面などの支援にも入ることが多いので
今回はお餅は何歳から食べられるのか?をお話できればと思います~♪

まず一般的に、お餅を食べさせても良いと言われる年齢は3歳以降とされています。
ですが、3歳になったからと言ってすぐにお餅が食べられるわけではありません。
食べる力は単純に飲み込む力だけではなく、様々な力を必要とします。
またその力の発達には個人差もあるため、注意をしながら食事を進める必要があります。

ポイント①
【噛む力があるか】
お餅はもちろん弾力のある食べ物であるため、嚙みちぎるなどといった力が必要です。
嚙む力が十分に発達していないと、お餅などの弾力のある食材は難しいとされています。

嚙む力が不十分だからといって、小さくちぎって渡すと
口の中に詰め込んで逆に窒息などの危険性をもたらす可能性もあります。

ポイント②
【よく嚙んで飲み込むことができるか】
嚙む力が強い場合でも、よく嚙まずに丸吞みしてしまう癖などがあるお子さんも少なくありません。よく嚙んで食べることができるようになるまで、食べる時期を遅らせることも重要です。

ポイント③
【親の声掛けを理解しているか】
「よく嚙んでね」「ゆっくり食べてね」「少しずつよ」などお餅を食べるときの声掛けを理解して食べられるとより安全に食べられる可能性が高まります。

ポイント④
【喉を湿らせてから】
お餅は喉に張り付きやすく特にお正月など冬場には乾燥しているとより張り付いて、喉に詰まらせてしまう原因になりやすいです。
お雑煮などの汁物と一緒にたべたり、お茶や牛乳などを用意して先に喉を潤すとよいでしょう。
※ただし、水分などで流し込んて食べてしまうのは危険です。注意しましょう。

ポイント⑤
【子供から目を離さない】
食べ物を喉に詰まらせてしまう時は大きく暴れたり苦しんだりすることはあまりありません。そのため、子供の表情が見える正面からしっかりと見守ってあげましょう。
後ろ姿だけでは、安全に食べられているかどうかの確認にはなりにくいです。


食事は、食べ物をみて、匂いを感じて、手や箸などで掴み、口まで持っていく、口の中に入れたら嚙む、舌で奥まで送り込む、飲み込むなどなど様々な動作が一連で行われています。
年齢を重ねて成長していくごとに、途中でおしゃべりをしたり、テレビを見ながら、など
複雑な動きでも食事ができるようになっていきます。

お子様の成長にあわせて、食材などを選びましょう。
日本小児学会では、こどもの食品による事故などを詳しくまとめてくれています。
どんな食品・食材に注意が必要なのか?
何か起きた際の対応なども載っているのでご覧ください。

特に今回紹介したお餅は、常日頃から食べる食材ではなく、食べなれない食材です。
だからこそ、年齢だけではなくお子様一人一人の発達を含めて注意が必要です。

また、日頃の食事の姿勢も重要です。


お子さんに「座って食べてね」と言っていたり
小さい頃には言われていなかったでしょうか?

なんのために注意されていたか分かりますか?
お行儀がわるいから??
も・・・あるかもしれませんが
一番重要なのは窒息につながる危険な行為だからです。

通常たべる瞬間、自然と呼吸を止めて気道の蓋が閉じます。
それによって食べ物が食道に流れ込みます。
しかし、立ち上がって歩いたり走ったりしながら食べると
呼吸をして気道の蓋が開き、食べ物が軌道に入ってしまい窒息につながる恐れがあります。

お餅など危ないものだけを気を付ければいいわけではありません。
日頃の食事から注意していくことはたくさんです。
無理なく、お子さんのペースに合わせて食事を進めていきましょう!

季節行事の食材を一緒に楽しみながら味わえるといいですね♪


最後までありがとうございました。

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