イクメン止まりのお父さん!育児しようぜ!!
こんにちは。峯久です。
突然ですが、私はイクメンと言われるとすごくイヤです。
ほとんど言われることはないですが、言葉尻を考えていない方は「イクメンですね~」という方がたまにいらっしゃる。
『イクメン』という言葉、これって普段、育児していないパパさんをおだてるための言葉としか思えないんですよね。
だって、『イクウィメン』『イクママ』なんて言葉はないですよね。
ママはママ、もしくはお母さん。わが家の場合は「おかあちゃん」
そして私は「おとうちゃん」
「イクメン」という言葉。調べてみたら2010年の流行語大賞TOP10内ということで、そこから10月19日は「イクメン」の日らしいです。
「10さん19じ」「とおさん、いくじ」だそうです。
さて、最近はイクメンに付随する言葉『男性育児休業』との事でございますが、私は子供が生まれた当時は自営業でしたので「育児休業」も何もなく、普通に家に帰れば育児をするし、夜の便秘で綿棒もやりました。イベント出店の時は基本的にはスリングベルトでいつもお腹に乗っかっていました。
スリングベルトの次は登山用の背負子(しょいこ)ですね。
ということで、「男性育児休業」問題はよく知りません。
で、単純に、育児しようぜ。
ということを言いたいわけではなく、
我が子は現在6歳。いまのところ「お父ちゃん大好き」っ子に育っています。すごく幸せを感じます。
私の場合は娘なのですが、娘と言いますと、
いつかは「お父さんと洗濯物一緒は嫌だ」とか言われたり、
いきなり彼氏を連れて来たり、といっても早ければそれは10代で訪れるわけです。長く一緒にいれるようで、父親が手をかけられる「父と娘」で居られる時間って意外と少ないと思うんです。
子供ができたから頑張って稼がなきゃ。という考え方もわからなくもないですが、いまは令和ですからね。昭和的な考え方は違うよね。って思います。
昭和の父
私は昭和56年生まれ。
私たちの世代の父親というのは、当時のエナジードリンク・リゲインの「24時間闘えますか?」というのがサラリーマンの鏡。私の父親はまさにそんな感じ。テレコムセンタービルってありますよね?あそこの電気配線の設計図とか書いていたみたいなんですが、お台場開発の頃は基本は家にいない。都内の日野に住みながら、都内の南砂町で二居住。
そんなこんなで、私自身、父親に育てられたという感覚がほとんどありません。
たしかに、父親の稼ぎがあって育ったわけですが、一緒にいた時間が少ない。
ここ最近、父親は大病を患っているのですが、父と息子というのもありますが、自分でも引くくらい父親に対してはドライ。あぁ、時代の差だなぁ。って感じることあります。
そんな父親を見て思うのは、寂しいなぁ。って。
赤ちゃんの夜泣き
話は変わりますが、子供の夜泣きに関して、私なりの感覚的な話でエビデンスはないのですが、私の知人たちを見てなんとなくパターンがあります。
家に父親が良くいる、もしくは父親が育児に積極的な家は、赤ちゃんの夜泣きが少ないように思います。
一方で、家に父親がいない、もしくは父親が育児に参加していない場合は夜泣きが多いような気がします。
もちろん、子供によりけりというのもあるかとは思いますが、赤ちゃんもそんなことを気付いているのかな?って思います。
ちなみにわが家は夜泣きらしい夜泣きはほとんど無し。便秘で夜に泣くくらい。そんなときは迷わず綿棒浣腸。私、綿棒使いめちゃうまいです。
父と娘
で、話は現在、私の話。
わが家では、洗濯、ご飯は妻にお願いしております。
私は娘と公園、遊びに行く担当。
基本的にどこかへ出かける時は娘と二人か、プラスワンコ。
はじめての二人旅は2歳のイヤイヤ期。
我が家は遅い子供で、妻の更年期と重なり女二人でバチバチ。
ということで、私は娘を連れて当てのない家出をします。
まったくのノープランでとりあえず長野方面へ。
当時はキャラバンに乗っていたので、そのまま車中泊して2泊。
1週間くらいは行く覚悟でおりましたが、3日目にして娘が「おかあちゃんに会いたい…」と。で、家に帰って妻も寂しかったようで、お互い仲直り。
ただ、いきなり旅行に行けた訳ではなく、0歳の頃からオムツだミルクだ、着替えの準備だなんだと、抱っこも基本は私が担当で、一通りはそつなくこなせていました。それゆえ、よく二人で出かけておりました。
当時はペットフード屋さんでしたので水仕事多く、手荒れがひどかったので指輪はつけません。ですので、よく、シングルファーザーに見られていました。
私自身、子供が好きというのと、娘は母乳よりもミルク派だったので楽に対応できたわけですが、それを繰り返していると、結構小さいころから二人で出かけても何とかなるわけです。
週末の公園などで、他のお父さんと子供を見ると、大体普段からどれくらい育児に携わっているのかってわかりますよね。おそらくは世のお母さんたちもすぐにわかるでしょう。
で、私が言いたいのは、育児やれよ。ということではなくて、
やったらやった分だけ、愛情を返してくれるわけです。
子供との濃密な時間は本当に10数年。
ここで、どれだけの愛情を育めるかで、将来色々変わると思うんです。
もちろん。まだ、その歳になっていないからわからないですよ。
だけど、うちはまだ6歳ですが、本当に幸せでいられます。
母親と子供というのは、ケンカしようが何しようが、母親から生まれてくるわけですから、どこまでいっても母子なんです。
我々男性陣は、どうやったって、天地がひっくり返ったって、子供は産めないわけです。母親の胎内にいる時間は十月十日といえども、子供にとってはそれはそれは長い旅路でしょう。その間、母親とともにあるわけです。
その母親が胎内で育む時間って、私たち男性陣は10年くらいは最低でもかけなければいけないのではないかな~と思うわけです。
私のすごく感覚的な話ですが。
私たちも年齢を重ねるほどに1年が過ぎるのが早く感じるわけです。
生命が誕生する時間は本当に長い長い時間だと思うんです。
だから、私たち男性陣は、産みの苦しみがない分、育てる時間を費やした方がより父親になれると思うんですね。
娘は現在6歳。
私が父親と築けなかった何か、その何かが築けそうな気がしております。
最近、親父が死にそうになって、いまさらながら色々と考えます。
特に乳幼児の時は大変です。
その時間をどれだけ濃密に過ごせるかで、新しい時代の父親になれると思います。
イクメンじゃなくて、父親になろうぜ!
すごく幸せだよ!!
っていうことが言いたいわけでございます。