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地方議員の報酬について

2021.08.23

先月、山梨日日新聞で市議報酬の見直しを・・・
みたいな新聞の記事がございました。

これ、数年前から現職の市議会議員の方々で、
まぁ40代の若手と言われる方ですが、市議の報酬が安すぎます。

バイトしなきゃいけないから、フルで市議の仕事できません。
みたいなことを言っている人がいました。
先述の新聞記事を受けSNSでコメントしている方もいましたね。

で、二言目には
こんなんじゃ若手の議員を目指す人がいなくなる
みたいなことを言っているんですけど、
要は、自分の給料上げてほしい。
って事なんでしょ??って話にしか見えないんですよね。

そもそも、若いから良い。
みたいな政治家が10数年前に流行った時代もありますが、
結果はどうだったのでしょう??

僕はこういう事を言っている議員を
『就活議員』と言っています。

まず、議員報酬に関しては予めわかっているでしょ?
というのが一点目。

次に二点目、報酬を上げてほしいのならば、
民間企業でも、給与の交渉って
これをやりました、これだけの結果を出しました、
この数字をつくりました、この利益を得ました。

だから、給料上げてね。

って、こういう流れが当然なんですよね。

何の結果も出さずに、この給料ではやってられないから
給料上げて。って、
典型的な企業とかでも仕事できない人の言い分ですよね。
もしくは予め決まった額なのにやたらと昇給望むアルバイト。

俺の給料は本当はこんなんじゃない。
とか言ってね。
正当な言い分があるなら、真っ向から交渉すべきです。
まぁ、ベンチャー的な発想なのかもしれませんが。

三点目、月額30万円前後の報酬ですよ。
そもそも、まず30万円分の仕事をしていますか??
自分で事業やればわかりますが、
月30万円稼ぐのって、大変ですよ。

あなた、民間企業で働いたことありますか??
自分で事業したことありますか??って話で、
議員報酬が…ただ安いって理由で言っている方々は、
別の就職した方が良いですよ。って思います。

これが、市議会議員だと安いという声が聞こえるのですが、
県議会議員になるとピタッと聞こえなくなるんですよね。

給与が市議の倍から3倍くらいになりますからねw

だけど、県議会議員さんにも就活議員さんはたくさんいますね。
まぁ、全国的になんでしょうけど。
その分の仕事をしているとは到底思えない人も多々います。
もちろん、そうではない、まともな人もいますよ。

けど・・・

多くの議員は、どっかから、
二番煎じの新しい風のアイディアを持ってきて、
行政の職員に言い放しで「職員にやらせればいい」
議員になったから、俺は選ばれたんだ。
みたいにふんぞり返って偉そうにしている人いますけど、

おいおいって話です。

そんなもんは学生でもできます。

声なき声を、
ゼロから1を、
はじめの一歩の責任、
そのリスクを取るのが政治家の本来の仕事と思います。

もちろん監視の目というのもありますが、党利党略ばかりで、
どこぞの政党の、上から下への伝言ゲームの『駒』になるのが
政治家の仕事ではないと思います。

もっとも、首長でもない限りは兼業してもいいんですから、
兼業すべきと思います。

それすらできないのなら、
今一度、諸々を考え直した方が良いと思います。

議員報酬は結果を出したならば変えればいいし、
何も変わっていないなら、何も変える理由はないと思いますね。

何よりも、政治を志すって、
特にこの大きな時代の転換点、
政治家としてやるべきこと、やれること、
もっと大切なこと沢山あると思うんですよね

はっきり言って、市議会議員レベルですと、
地域の区長さんの方が仕事しているように見えます。

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