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海軍兵学校入試 - 代数(昭和10年)

見どころ

(4):敵艦に魚雷を当てる問題 は特に、戦前の雰囲気を感じられる面白い問題です。  是非チャレンジしてみてください!

目次


問題(現代語訳)

(1)


√3-1は方程式

の解であることを示せ。


(2)


連立方程式

を解いて、かつ次の場合におけるグラフを書け。

(3)


2次方程式

の2つの正の解の最小公倍数がその最大公約数の20倍となるようなmを求めよ。

(4)


北に 2500m 離れている点を敗走中の速さ 650m/分 の敵艦に対して、魚雷を北から30°西の方向に発射したところ、敵艦を撃破したという。発射後何分何秒後に命中したか?
ただし、魚雷の速さは 1100m/分 で、敵艦は我が艦から遠ざかっているものとする。

問題(原文)


且次ノ場合ニ於ケルぐらふヲ書ケ。←かわいい

ヒント

(1)
方針はすぐにたつと思います  面倒なので工夫しましょう!
(2)
係数が特徴的ですね
(3)
あまり見かけない問題ですね…   思考力の見せ所!
(4)
これも思考力の見せ所!

筆者拙解

(1)


ポイント…
* 代入して0
* x = √3 - 1 をそのまま x^4, x^3 に代入すると面倒くさい -> 次数下げ

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