Red Hot Chili Peppers『I'm With You』
RHCPのディスコグラフィの中でも特に過小評価されていると感じる一枚。そりゃあJohn Frucianteのギターは好きだけど、Joshのギターだって負けてない。何がいいってこのアルバム、とてつもなくポップなのである。恐らくミックスの影響が大きいのだろうが、オープニングの「Monarchy of Roses」や「Brenden's Death Song」なんてド級のスタジアム・アンセムじゃないか。レッチリらしいファンク節も健在だし、個人的には邦楽キッズにRHCP入門として薦めるなら「Californication」かこれじゃないかとすら思っている。大学入試の会場、試験開始前に聴くのは決まってこのアルバムだった。「Factory of Faith」のあのイントロが、自分を平常心にしてくれた。