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京都の朝と私

京都の朝は寒いです。
盆地ということもあってか、
冷気が溜まるような底冷えを感じることがあります。

けれど、その寒さは決して嫌いではありません。目が覚めるようなその冷たさが、心地よくもあるからです。

朝目覚めて、水道の蛇口をひねると
冷たい水が一気に出てきます。
昔北海道にいたときは、
冬場水道管が凍結してしまうので、
水を少しだけ流しっぱなしにしてたことを思い出します。

今日のスケジュールを考えながら、
顔を洗い、ポットにお湯を沸かして
カフェラテか、熱い紅茶を注ぎます。

最近はピーチティーをよく飲みます。
そうやって、今日一日のスタートをするのです。

昔は朝の情報番組をよく観てましたが、
最近あまり観なくなりました。

事故や事件などのニュースが多く、
朝から見てしまうとそのイメージが色濃く残ってしまうからです。

朝は大抵好きな音楽を聴きながら、
好きなパンやご飯を食べて
イメージをしながらゆっくり過ごします。

そのあと勢いよく家を出るのです。

京都の朝はシーズンにも寄りますが、
少し前までは紅葉シーズンだったためか
観光客の方々が沢山いてはりました。

私の子どもの頃は伏見稲荷大社は、
お正月の三ヶ日こそ混むものの
あとは閑散としていて朱色に塗られた
駅校舎だけが目立っていたのを思い出します。

今やいつ駅を通過しても、
人ひとひと…の人だかりです。
稲荷大社の千本鳥居は、とても有名ですが

今は人だかりが出来ているかと思います。

それでも、京都の朝は日中に比べ
比較的静かだと思います。

もし京都に旅行に来られることがあれば、
昼間巡るのも素敵ですが、朝の早い時間に起きてゆっくり辺りを散策するのも良いかもしれません。

神社仏閣は大体朝の8時半〜9時前後に開門しますが、京都の街自体は朝から活気のあるところも多いです。
例えば錦市場や四条界隈を歩いてもらうと、また違った京都の様子が伺えるかもしれません。

森見登美彦という作家さんは、
京都の街を舞台に沢山小説を書いていますが
その街中の風景ももしかしたら…楽しめるかもしれません。
嵐山の竹林や、哲学の道も朝なら比較的
ゆっくりと静けさを楽しみつつ観光がてら歩くことも可能かもしれません。

さて!今日も1日が始まります。
皆さんにとって今日1日が良い日でありますように!

※今回は京都のフリー画像をお借りしています

#エッセイ #京都 #朝 #観光 #京都の街
#過ごし方

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