魔女になる女と女神になる女
美魔女という言葉が数年前に流行った。
言葉の由来は魔法をかけているかの様に美しい。
だけどネット上では「痛い」「勘違い」などのネガティブな言葉も
沢山ヒットする。一体なぜか・・・
美魔女の「魔女」のダーク感と美魔女の美への執着とも捉えかねない涙ぐましい努力がリンクして「痛い」イメージを放っているのでは。
一方女神とは
内面、外見、年齢、それらを超越した魅力。
キラキラと内面から溢れ出す輝き
全てを包み込むようなあたたかなオーラ。
そんなイメージでしょうか。
このイメージを前提に私の考える
「魔女になる女と女神になる女」について。
『魔女になる女』
それはダークな要素を抱えている。
美しくなりたいという気持ちに
「執着」「貪欲さ」があると、存在自体が濁る。
10代20代はそれが若さ特有のギラギラとした向上心のように見える。
でも不思議。年齢を重ねていくとそれが途端に暗くどんよりと存在に影を落とすようになっていく。
「執着」「貪欲さ」これはある意味「余裕のなさ」
すでに自分の中に確立した価値観や美意識があるなら、そこから
「余裕」が生まれ、少しずつ美への執着や貪欲さは減っていく。
これがまさに、魔女になる女と女神になる女の分かれ道。
どうですか?女神になりたいと思わない?
私は絶対的に女神になりたい。
そのために必要なことはたった3つ。
①外見的美しさだけではなく、多様な美しさに触れる
②自己分析をし続けること
③心から美しいと思うものだけを手元に残す
解説すると
①外見的美しさ以外にも美は溢れている
外見至上主義のバイアスがかかった状態では
当然だけど自己も他者も、その範疇でしか判断できない。
「美人かブスか」みたいに。
目の前にいる他人を見て浮かぶ言葉は「あなたの人間性の一部」
一旦全ての美容に関することをストップするのもいい。
自分が興味のある分野や趣味に没頭する。
何もかもやめても突然老けるわけではないから大丈夫。
(日焼け止めとそれを落とすクレンジングと保湿にクリームをぱぱっと塗る。これくらいで十分)狭く凝り固まった価値観を解し、広げることが優先。
②自分のことわかりません。は甘え
内面的自己認識と外面的自己認識のバランスが大事というのが
セルフ・アウェアネスの考え方。
私は自社の製品開発やコンテンツ作りでもこれを必須の考え方だと思っていて
この考えに「主観と客観のバランス美」と名付けました。
この考え方に沿って4つの問いを自分に投げかけてみて。
1 自分と他人からの評価が一致している自分は何だろう?
2 周りの人に秘密にしている自分とはなんだろう?
3 他人が気づいていて自分では気づいていない自分は何だろう?
4 今はそうではないが、これからなりたい自分とは何だろう?
あらゆる角度から自分の姿が見えてくる。
美容の枠を飛び越え、自分のことを知ることで
結果的に、「トータルで魅力的な人間」になります。
③美しいものに美しいものが集まる
(美しいものに囲まれたら自分も美しくなる)
神様は綺麗好き。
自分の中の美意識の神が「綺麗」と判断するもの
以外を身の回りに置かないこと。
部屋を綺麗にすることはもちろん。
ときめかないもの、何となく買ったもの、壊れたもの
どうでもいいもの、勿体無くて捨てられないもの
そんな物に囲まれて生活していると、オーラが濁ります。
人は、見るもの 触れるもの 聞くもの その全てから
影響を受けて生きている。その影響力を侮ってはいけない。
美魔女を全て否定はできない
だけど
執着心が醸し出す黒い影のエネルギーはとても大きい。
もし一つでもあなたが魔女になる要素を持っているのなら
この記事は必ず役立つはず。
子供の頃はおとぎ話を聞いて
「お姫様になりたい」と思った。
でも大人の女性は、お姫様なんてものは飛び超えて
女神になってほしい。
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