強力なNew助っ人が現れた!?
がん治療専門医でYouTuberの押川勝太郎(おしかわ しょうたろう)
彼は、間違った「がん」の情報を是正しようと
1人、YouTubeや様々なSNSで「がん防災」という言葉を掲げ積極的に発信をし、啓蒙活動をしていた。
押川:「今や日本では2人に1人ががんになる時代にもかかわらず、いまだに間違った情報がネット上にはびこっている。パッと見、素人が見てもその情報が真実かどうか見極めるのが難しいだろう。
いざ自分ががんになった時に、がん防災の情報を知っていれば、パニックにならずに済み、より良い生活を続けられる。どうやったらもっとこのがん防災という理念を広められるのだろう・・・。
啓発活動を続けて早14年。がん防災の理念に共感してくれた仲間(がんサバイバーも含む)が独自で、YouTuberになって活動をしてくれたり、僕自身でも勉強会をしている。
でも、もっと学校教育などでも、僕のYouTubeを辞書として使ってもらえたらなぁ…。」そんなことを登山しながら考えていた。
彼はいつも通り登山のついで作戦で、YouTubeとTikTok用に動画撮影をしていた。
無事に撮影が終わり、1人お昼を食べていると、いきなり、ピンクの猫耳をつけニヤニヤした女が話しかけてきた。
そう、乳がんカンジャーのCATだ。
CAT「あのー、押川先生ですよねー!?いつも日曜日のがん相談・運動飲み会を観てます!握手してください!!!」
押川「あっ、どうもありがとうございます。」
CAT:「先生はいつも出所がきちんとしたエビデンスに基づいた発言をしてくださり、がん患者、その家族にも有力なたくさんの助言・アドバイス、また人生を楽しむヒントを教えてくれて、私、とっても感謝してるし、先生の事、大好きなんです❤️」
押川:(ただのミーちゃんハーちゃんじゃないのか?)←内心
CAT:「私も、押川先生が推奨するがん防災の理念に共感して、押川先生にはとても助けられているので、無理を承知でお願いしますが… 私達、乳がんカンジャーの活動を押川先生にお手伝いをいただけないでしょうか?
私たちが、乳がんカンジャーとして伝えたいのは、『例え「乳がん」を告知されたとしても、人生はそこで終わったわけではない。治療をしながらも、充実した毎日を送っている人もいるよ!』ということです。
そして、『必ずしも「乳がん=不幸」ではない。今は昔と比べて治療も薬も進化していて、支え合える仲間との出会いもあり、私たちはそれぞれ幸せに暮らしています。あなたは1人ではないよ。 ピアリングというあたたかいコミュニティ(乳がんなど婦人科系のSNS)もあるよ。』ということを、30~50代の働き盛り、子育て世代の女性たちに伝えたいんです!」
と熱く語り、押川先生の様子を伺っていた。
押川は「うん」とうなずくと、「いいですよっ!(笑)がんについてのエビデンスは重要ですが、がん関連学会などは、世の中への影響力と当事者研究を軽視している感じがしますので、CATさん達の活動に期待しています。」と快諾してくれた。
そしてTikToker名:おっしーこと押川勝太郎先生は、乳がんカンジャー活動を助ける新たな1人、イッシャー(医者)として仲間に加わったのだ。(笑)
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この物語は、
誰か大事な人を思い浮かべたとき、その人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」4人➕🐶 のストーリーである。
次回からは、4人のメンバー個々の治療編の話に入ります。
身バレ防止の多少のフェイクは含みますが、ノンフィクションの体験記です。みなさんの参考になれば幸いです。
その後は、月1回ほどの押川先生の「がんに関する疑問・不安に回答し総評してみた」コーナーや、カンジャーの日常(通称おちゃらけ編)を挟みストーリーを展開していきます。乞うご期待!
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