第三話 4人目の加入
ある日、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」が助けた、乳がん罹患者の主婦、チー。
彼女は、2人の子育てに追われながら、今も抗がん剤の副作用で苦しむ日々を送っていた。そして、副作用の辛さから以前より、子供に優しく接してあげられていない自分を責めていた。
スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」には、子どもがいるメンバーもいる。子育て中のママの気持ちがよくわかるのだ。
「こんなに治療を頑張っているんだから、そんなに自分を責めないでいいんだよ。家事も子育ても、できる時にやればいいし、できない時はできる人がやればいいんだし。きっと、あなたのお子さんも、ママが頑張ってるの、わかってると思う。ママの事、大好きだと思うよ。」とカンジャーのメンバーがそれぞれ優しく声をかける。
カンジャーの言葉に涙ぐんだチーは「私も仲間に入れてください!日本語ならネイティブに話せます!」と鼻息荒く声を上げた。
「私の自己紹介をしますね!旅行と映画鑑賞、LIVEや舞台が大好きです!美味しいものを食べるのも大好き!お肉にシーフード、ワイン、スイーツも好き。
多趣味&好奇心旺盛で、人の顔と名前を覚えること、人見知りもあまりしない事が特技です!」
と早口でまくしたて、満面の笑顔で猛アピール。
その熱意に若干引き気味のCAT・・・。
しかし、そんなことを気にしないチーは訴える。
「抗がん剤で太ってしまって、乳がんカンジャーのコスチュームが入らないかもしれません。。。でも私、ダイエット死ぬ気で頑張るので、お願いします!」
チーの言葉に、ミーが満面の笑みで
「私もミートテック着てるから、大丈夫。冬でもあったかいの。ふふふ。」と言い、その場の雰囲気を和ませる。
こうして、ここに4人目のスーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」が誕生した。
「これから私達4人➕🐶で、スーパー主婦戦隊『乳がんカンジャー』として世界の人々を救おう!」と言ったCATは、「これで人数が揃った!最強のチームができた!うえーぃ!」と、変なテンションで、笑いながらどこかに走り去って行ったのであった…www
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⭐️ここまで読んでくださって、ありがとうございます⭐️
この物語は、読んだ人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」のストーリーである。✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰
40代主婦たちの乳がんカンジャー物語。
これからどんどん掲載していくので、ぜひお気軽に やフォローを
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※この物語は実体験を参考に書き下ろしたフィクションです。
後日投稿する予定の体験談はノンフィクションです。
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