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テーマは引き続き「告知後の不安について④」

月1でお送りするこのコーナー

こちらのコーナーは、がん専門医でYouTuberの押川勝太郎(おしかわしょうたろう)先生に 事前にこちらで用意した質問に答えていただき、また総評をいただくコーナーです。

よくある疑問(乳がん以外のがん全般に関する)や悩みなどについて、押川先生からのアドバイスや役立つ動画を掲載いたします。

⚠️押川先生への質問の募集はしておりません。ネット上やSNSなどを参考に、よくある質問をピックアップしてお届けします。

※がんとがん治療は十人十色、個々の患者さんで全く事情が違うものなのでご自身の治療内容の相談は、必ず主治医と相談してみてくださいね。

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Q4.死ぬのが怖いです。手術も、抗がん剤も全て怖いです。そして、家族が罹患しないかも不安です。健診で私のように家族ががんを見逃されていないかも心配です。


がん専門医:押川勝太郎先生

A3:人が「死ぬのが怖い」というのは、誰にでもある感情ですよね。ではなぜ、がんだけが特別に怖がられるのかというと、その人が受け取っている情報が偏っている可能性があるんじゃないかと思うんです。実際、世の中にはもっと怖い病気もたくさんあります。

がんや手術、抗がん剤だけが特別扱いされているけど、僕からするとがんより怖い病気は他にもいっぱいあります。たとえば、大腸ポリープのがんなんかは、ポリープを取ったら完治するし、がんにもいろんなタイプがあるんです。それでも、がんで悪い経過をたどったケースばかりが広まるから、そういう情報にばかり触れてしまっているのかもしれません。

そう考えると、がん治療がうまくいっている人の話や、がんサバイバーとして普通に生活している人たちの話をもっと聞くことが、現実的には不安を和らげる助けになると思います。

健診には二種類あって、「健やか」の『健診』は生活習慣を整えて病気にならないようにするものです。体重をチェックしたりするやつですね。一方、「検査」の『検診』は特定の病気を見つけるためのもので、がんの死亡率を下げるための早期発見が目的です。でも、これは精密検査ではないので、見逃しがあることもわかっています。

だからといって、見逃さないように検査を増やすと、逆にその検査自体でリスクが出てくる場合もあります(命を落とす合併症を起こす検査もあるので)。それだと本末転倒ですよね。

がん検診は、ほどほどの検査なので、精密検査より精度が低く、がんが見つかるかどうかはある程度「運」の要素もあるけど、症状が出る前のがんでも見つけられる確率が増えるということです。つまり、何も症状がないときに受けるがん検診は早期発見のチャンスを増やすためのもので、がんを100%見つけるためではありません。そのため検診を受けて「がんが見つからなかったから大丈夫」と思い込むのは、危険です。

乳がんカンジャー・アドバイザー 
押川勝太郎

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この物語は、
誰か大事な人を思い浮かべたとき、その人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」4人➕🐶 のストーリーである。
4人のメンバー個々の治療編の話は、身バレ防止の為、多少のフェイクは含みますが、ノンフィクションの体験記です。みなさんの参考になれば幸いです。
最後まで見ていただいて、ありがとうございます。
40代主婦たちの乳がんカンジャー物語。
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