テーマは「告知後の不安について」①
月１でお送りするこのコーナー
事前にこちらで用意した質問に答えていただき、また総評をいただくコーナーです。
よくある疑問（乳がん以外のがん全般に関する）や悩みなどについて、押川先生からのアドバイスや役立つ動画を掲載いたします。
⚠️押川先生への質問の募集はしておりません。ネット上やSNSなどを参考に、よくある質問をピックアップしてお届けします。
※がんとがん治療は十人十色、個々の患者さんで全く事情が違うものなのでご自身の治療内容の相談は、必ず主治医と相談してみてくださいね。
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Q1.がんと告知されてから食欲もわかず、2週間で2キロ痩せてしまいました。夜も寝れません。親にも病気の事は言えず、私自身も大混乱で、うまく伝える自信がないです。家族に迷惑をかけるのも辛いです。親には泣かれてしまうと思うので、言うべきか悩んでいます。
A1：
がんの告知は誰にとってもショックですから、パニックになるのは自然な反応ですよね。この時期には、同じ経験を持つ人々に話を聞いてもらうことがとても重要です。
周りにいない場合はSNSでも有効です。乳がんや婦人科系がんの場合はピアリング、大腸がんなど消化器系がんの場合はピアリングブルー、といった患者の集まるSNSもあります。または患者会などに参加して、経験者からアドバイスを受けることが推奨されます。がん相談支援センターを利用するのも良い方法です。いずれにしても、自分一人で抱え込まず、経験者のアドバイスを求めると良いですよ。
また、事実をリストアップして整理することもおすすめです。どうしても頭の中で考えているだけでは混乱が増してしまうので、様々な事実を紙やスマホに書き出してみましょう。例えば、診断された日付、症状、病院の方針などを書き出すことで、今何が起こっているのかを明確にすることができますよ。
親御さんに伝えるかどうかは、非常に悩ましい問題ですね。これについても、まずはメリットとデメリットをリストアップして考えると良いでしょう。メリットとしては、親に話すことで自分の心の負担が軽くなることもありますし、親も治療方針を理解できれば、少しでも安心するかもしれません。逆に、伝えないことで心の中で不安が増してしまったり、後々の説明に苦労する可能性もあります。
泣かれてしまうことを心配するのは理解できますが、親に正直に話すことで、一緒に問題に向き合うことができます。親に話すことについての最大のデメリットは、不安にさせること、悲しませることだと思います。これについては、治療方針が決まってた段階で話せば、親の不安も少しは軽減されるでしょう。
親に限らず、誰にどこまで話すかを決めるためには、まず事実を整理すること、そして、自分がどうしたいのかをはっきりさせることが大切です。
検査や診察など、記録を取ることで頭の中が整理され、心も落ち着きます。心が落ち着くと、冷静に客観的に考えられるようになり、相談もしやすくなるでしょう。問題を前に進めるためには、正確な情報を持っておくことが重要だといえますね。
簡単にまとめると
⚫️まず事実をリストアップ
⚫️人に相談すること
事実を整理することで、心の安定と問題解決に繋がるでしょう。
乳がんカンジャー・アドバイザー押川勝太郎
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この物語は、
誰か大事な人を思い浮かべたとき、その人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」４人➕🐶 のストーリーである。
4人のメンバー個々の治療編の話は、身バレ防止の為、多少のフェイクは含みますが、ノンフィクションの体験記です。みなさんの参考になれば幸いです。
最後まで見ていただいて、ありがとうございます。
40代主婦たちの乳がんカンジャー物語。
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