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まずは自分自身の理解者でいること
自分を理解していることって対人関係においてとても大切なことだな、と思う出来事が最近あったので、忘れないように書き留めたい。
自己分析。
就活のタイミングで誰もが一度はやるけど、私の場合はここ数年でやっと自己分析ができるようになったのと、その大切さがわかってきた。
そして自己分析は決して就職や何かのために一度すればいいだけのものではなくて、繰り返し行うことが重要だということも感じている。
自分はどういうふうに育って、何に喜びを感じて、どういうときにストレスを感じて、どうしたらそのストレスが解消されるのか。そもそもストレスを感じないためにはどういう環境にいるのがいいのか、どういう人と付き合うのがいいのか。
自分がこれまでしてきた経験、得てきた知識の中でどのような考え方・価値観を大切にしてきたのか理解し、それを受け入れるというステップ。
自己分析、といっても、まとまった時間を使って一つ一つの質問に回答していって、結果総合的に自分を理解する、みたいなのはあまり得意ではないので、私はその時々に自分の中にわく感情に耳を傾ける、というのを日頃からの習慣にしようとしている。
特にネガティブな感情が湧いたときに、その感情を流してしまわずに、自分で一旦受け止め、咀嚼し、何がその感情の原因だったのか、その感情を湧かせないためにはどうしておけばよかったのか。今後同じ場面に遭遇したときにどう対処すればいいのか?これを考えるようにしたいと思う。
自分の感情に耳を傾けるときには、自分に寛容になることがポイント。
「辛かったね、悲しかったね、嫌だったね」と自分を自分で受け止める。
「じゃあどうしてそんな気持ちになってしまったんだろうね?」とさらに深ぼっていく。
これを習慣にして繰り返すことで、自分を無視せず、自分を大切にできるようになる。
もう一つのポイントは、感情の原因と対策を考えるときに、自分でコントロールできるところまで落とし込むこと。
ついつい、怒りや悲しみの感情を人のせいにしたり、環境のせいにしたりしてしまうことがあると思う。
そうした方が、自分が楽だから。
でも、その考え方をし続ける結果、生きづらくなるのは自分だったりする。
だからと言って、「自分でどうにかできなかったかな?」と考えてみることは、自分のせいにすることではない。
あくまでも状況を冷静に受け止め、自分の行動を自分で選ぶ権利がいつでもある、ということを再認識することが大切。
こうして自分自身と向き合い、自分の喜ばせ方や自分を嫌な気持ちにさせない方法(環境選び)を理解していることは、自分を大切にできるだけでなく、自分の大切なひとを大切にすることにもつながっていくと思う。
人は、自分を大切にするようにしか他人を大切にできない、とは聞いたことがあるけど、それは本当だなとつくづく思う。
まずは自分の心に耳を傾け、一番大切にしてあげる。
人を大切にできるときは、自分を大切にできているときだから。
次は、時間があったら自己開示について書きたいと思う。
誰かと親しくなるのに、自己開示は欠かせないと思う。どういう相手に、どんなふうに伝えたらいいのか、まだ自分の中で答えが出ていないけど、文章に落とし込めるようになったら、記録したい。
みんなが自分や自分の大切な人を大切にする心の余裕ができたら、そのときは世の中はもうちょっと平和になるだろうな。
(ゆ)