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北海道マラソンに、出る

お久しぶりです。
激乳酸菌部の部長です。

タイトルの通り、何を血迷ったか8月25日に行われる北海道マラソンに出場することになってしまったのでご報告まで。

スタートまで1週間をきってしまった今の感情は「死にたくない」というただそれだけである。

きっかけ

そもそもなぜマラソン出場に至ったか。
思い返せばそれは完全に悪ノリだった。

遡ること4か月。

2024年4月20日(土)に札幌ドームで行われた明治安田生命J1リーグ第9節のコンサドーレ札幌対サンフレッチェ広島を友人と観戦していた。

大橋うますぎワロタって言ってたら試合終わった

試合は1-1の引き分けだったが格上である広島から勝ち点1を拾えたのでお祝いしなきゃね、ということでスタジアムからの帰り道で友人とパーラー雪印のパフェで祝杯を挙げることに。

結果的にこの祝杯がよくなかった。

この日の試合はコンサドーレのスポンサーである北海道新聞社さんのイベント的な催しで来場者に北海道新聞社さんの冊子が配られていた。

ブルーベリーパフェ?
ヨレヨレになってしまった冊子


パフェを頬張りながら友人と冊子を見ていると北海道マラソン参加者募集!的なA4 サイズのプリントが挟まっていた。どれどれ。

募集要項に書かれているコース距離数、なんと42.195km。
正真正銘ゴリゴリのフルマラソンである。


メートル換算で42,195m、センチメートル換算で4,219,500㎝。


もはや天文学的数字と言ってもいい。どのくらいの距離なのか、皆目検討もつかない。

しかも参加費は狂気の約18000円。


「たかww」と思わず2人で笑ってしまった。
正直舐めていた。マラソンなんて高くても5000円くらいだろう、と見積もっていたが甘かった。
走るだけで18000円か、なるほど。


まがりなりにも27年生きてきた経験則から、それは長く過酷で、インポッシブルなマラソンになる事はなんとなく理解していた。

ただ、男は愚かな生き物である。
難しい、厳しいと言われる難関を前にするとワクワクしてしまう、そんな生き物なのだ。

試合後の高揚感と甘美なパフェで気が大きくなっていた我々は目を合わせ、頷いた。


出るしかねえ


言葉はいらなかった。

募集の文字を見たとき、友人と僕は阿吽の呼吸で目を合わせ、頷きあったと記憶している。
なぜか2人とも出るしかねえという目をしていた。

完全にノリが高校生のそれだった。

なんでおっさん2人がパフェを貪りながらマラソンに出るしかねえと無駄にギラついてしまったのか、今となっては悔やむばかりである。


メンバー

とりあえず僕と友人の2人は出場が確定した。

ただ、2人ではなんとなく心細かったので学生時代の友人や後輩、身内に18000円を払ってまでフルマラソンに出てくれるようなノリの良い奴はいないか心当たりのある人に連絡しまくった結果、高専時代の同級生2名が名乗りをあげてくれたのでここで改めてマラソンに参戦するイカれたメンバー4名を紹介したい。

激乳酸菌部@部長
僕です。
小学1年生から高専5年生までの14年間、サッカー部に所属。
引退時と比べて現在の体重は理外の18kg増を記録。
最近カプリコにハマっている。
いちご味は、神。

めんま
言わずと知れた今回の発起人の友人、めんま。
「めんま」は学生時代のあだ名を借用。

小学生から社会人2年目まで吹奏楽部、吹奏サークルに所属。
サックスという楽器の演奏が死ぬほど上手い。

学生時代はスラっとしていて綾野剛みたいな顔をしていたが社会人になってからuber eatsのヘビーユーザーになってしまい、現在の体重は90kg~100kg間を彷徨っている。

本人はフルマラソンに出場する事に意義を見出しており、完走する気はない(?!)とのこと。

けーた
言わずと知れた高専サッカー部の我らがキャプテン。

フットサルが趣味で卒業から8年が経った今でも学生時代の体型を維持しており、今回のマラソンにおける不安要素は皆無。

真面目な性格とは裏腹に愛車の車高が年々低くなるのが玉に瑕。

せっかくなのでけーたの愛車を添えて


かんちゃん
言わずと知れたかんちゃん。

札幌在住の上記3人とは異なり、なんと現在は茨城在住。
電話で北海道マラソン出ない?と聞くと「出る」と2つ返事をしてくれる恐るべき、愛すべきフッ軽。

彼も高専サッカー部のメンバーでポジションはGK。
今は筋トレやマラソンといった類の運動を好んでおり、けーたと同様に今回のフルマラソンにおける不安要素は皆無。

好きな四字熟語は「射精管理」とのこと。



そんなこんなでマラソン当日は以上の4人で出場する。
全員今年で28歳になる立派なアラサー集団なので無理せず走りたい所存だ。

今回のコース全体図。
長すぎて草も生えない。


最後に

この記事を書いているのは8月19日なのでスタートまであと6日しかない。
申し込んでから今日まで特に練習らしい練習もしていない。


強いて挙げるとすれば、せいぜいGoogleで「フルマラソン コツ」「フルマラソン 攻略」「フルマラソン 裏技」と検索し、毒にも薬にもならない情報を摂取するのが関の山。

今さらランニングとかしても焼け石に水なのは明白なのでこのまま大人しく本番当日を迎えようと思う。

また、普段から特に運動をしない小太りアラサーの僕にとってフルマラソンは非常に危険なチャレンジとなる。

熱中症や怪我、脱水症状等のリスクが常に付き纏い、最悪の場合命を落とす事だってある。



まさに殺るか、殺られるか。残念ながら北海道マラソンとは「命のやり取り」となってしまう可能性が高い。

ということでマラソン後、生きていれば「北海道マラソン、走ってみた」って記事を書こうと思います。


では、8月25日、札幌市内を爆走してきます。

ちなみに本番は「つゆだく」というネームのゼッケンで走る予定です。

北海道マラソンさん、対戦よろしくお願いします。


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