【読書記録】傲慢と善良
辻村深月さんの『傲慢と善良』を読了しました。
現代の「恋愛」や「婚活」をテーマに人間関係の本質的な部分に触れており、曖昧で表現が難しい心のうちが巧みに言語化されていました。
中でも私の心に刺さった複数の文章を引用・記録しておきます。
本を読んで「自分で“選ぶ”ことは自分の“意思”を確認すること」
社会では意思を持たずとも求められることに答え続けることで物事も進んでいくことがある。しかしそれは誰かに寄りかかり自分の足で立つことを放棄してしまうことと同じなのだと気づきました。そ