共創とは、愛を重ねることだ。
昨年の夏から所属しているコミュニティ・POOLOの4期生で、運動会をしてきた。
楽しかったなあ、企画してよかったなあ、と余韻に浸っていたら、一緒に企画したSJが愛に溢れるnoteを投下してきた。憎い人よね、全く。
ラブレターを返しがてら、自分も振り返ってみようと思う。
始まりは9月、第1タームの終わり頃。
「共創がしたい」と話すえっちゃんに、「運動会しよう!」とSJが提案したところから、企画がスタート。
わたしは「今からMTGできる?」と半ば巻き込まれる形で(笑)、2人と一緒に運営をすることになった。
日程調整から場所探し、コンセプト決め、コンテンツ決め……と、週に一度のMTGでたくさんのことを決めた。
正直なところ、順調とは言い難いと思う。一度決めた日程を流したり、なかなか企画が進まなくて当時のコミュマネだったザキさんにそっとお尻を叩かれたりしたこともある。
少しフライング気味にみんなに告知した時はひりついた。当時は楽しみ20%、不安100%ぐらい。
当日までも、本当に開催できるのかな、仮にもホストとしてみんなを楽しませられるかな、という不安でいっぱいだった。
蓋を開けてみたら、そんな不安は杞憂に終わった。すっっっっっごく楽しかった。
みんなの笑顔や、まだ知らない一面がたくさん見られた2日間だった。
何より、参加者のみんなに助けられた。ルールや空間を一緒になって”共創”してくれたからこそ、わたしたち運営メンバーも楽しみながら思い出を紡げたのだと思う。
運動会のコンセプトは、「ニューノーマルな運動会」。
大人になった今の体力・知力で子ども心に戻って”運動会”を楽しむ、形に残る思い出を共創で残す、といった想いを乗せて、具体的なコンテンツに落とし込んで行った。
とは言っても、わたしはそんなに関与していなくて。企画期間中、ずっと自分のアイディアのなさに落ち込んでばかりだった。2人が発する「やりたい」に、「いいね!」と言うのが精一杯だった。
でも、そんなわたしが自信を持って貢献できたと言えるのが、裏方作業。
事前準備の段階では、施設とのやりとりやタイムスケジュール作成、お金周りの計算、それから告知用ポスターや賞状などクリエティブの作成。当日は点数計算や周知事項のアナウンス係etc…。我ながらあれこれ走り回ったと思う。
ちょっと前の自分だったらできないことばかりに目を向けてネガティブモードに入っていたと思うけど、今は違う。
これだけの役目を担えて無事に終えられたのなら万々歳じゃない?とむしろ調子に乗りたいぐらいだ。
運動会の企画を通して、やっぱりアイディア出しは苦手なんだなって気付いた。薄々気付いてはいたけど、確信した。
反対に、誰かのやりたいに共鳴してそれを実行に移すことは苦ではないと知った(ただし他の人の熱量が同じぐらいあることがわかった場合に限る)。
みんなと一緒に楽しむことも大好きだけど、みんなが楽しむ場を裏から支えることも同じくらい大好きだって知った。
夜、焚き火を見ながら語っているときに「参加したかった競技は?」と聞かれたけど、あの時のわたしはスプシで必死に点数を計算したり、備品を準備したりしながら、みんなのはしゃぎっぷりを俯瞰している時間がどうしようもなく楽しかった。
あ、枕投げだけはちょっとやりたかったかも。笑
これまでも合宿やイベントの企画・運営を幾度となく担ってきた。その度に、誰かと一緒に企画することの難しさを実感してきた。思い通りにいかないことがいっぱいで、投げ出したくなることも数えきれないほどあった。
今回の運動会も例外じゃない。それでも、SJとえっちゃんが企画に一生懸命エネルギーを注ぐ姿を見て、そして参加者のみんなが全身全霊で楽しんでいる姿を見て、胸が熱くなった。
共創とは、愛を重ねることだ。
企画の想いも、参加者の楽しむエネルギーも、全部愛だ。
その愛がたくさん積み重なって、心に残る思い出になるんだ。
貴重な経験をさせてくれたえっちゃんとSJには本当に感謝しかない。
SJは基本毒しか吐かないけどなんだかんだ愛深い人。えっちゃんは芯の強さと優しさが内面から溢れ出ている人。
第1タームからの縁がここまで繋がって、本当に嬉しい。
初めて2人と出会って、元々2人が知り合いだったことを知った時に、「あ、これは馴染めないやつだ終わった」なんて絶望していた8月のわたしに、大丈夫だよと伝えてあげたい。
たくさんの愛に触れた2日間&企画期間は、わたしにとってかけがえのない思い出。
一緒に企画したえっちゃんとSJ、そして当日参加してくれた4期のみんな、BIG LOVE🤟
残りの期間も、卒業してからも、楽しいこといーーーーっぱい一緒にしようね!