幼少期〜小学生時代の「菜々子とヴァイオリン」
「人は環境の子なり。」
これは、スズキメソードの故・鈴木鎮一先生のお言葉です。
菜々子は小さい頃から、この言葉を何度も聞き、
母「ヴァイオリンを弾かない日はどんな日ですか?」
菜々子「ごはんをたべられないくらい ぐあいがわるいひです」
母「やる子は育つ、親次第」
菜々子「ねこのこの ちょいとおさえる このはかな」
と小林一茶の俳句100句を暗記しながら、
毎日約2〜3時間近くヴァイオリンを練習しました。
鼻血が出た日も、大雪で手が冷たくて指が回らない日も
なんか気が乗らない日も、毎日毎日毎日練習しました。
◆
「環境の子なり。」
−−−音楽が近くにある。母も、ヴァイオリン弾き(アマチュアです)。
−−−ヴァイオリンやオーケストラの音が身近に聴こえてくる。
気づいたら小学1年生でヴィヴァルディの協奏曲を弾き、
また気づいたら、小学4年生でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を弾き、
またまた気づいたら、小学6年生の時には地元でも歴史あるオーケストラ部(小学校)のコンサートミストレスとなりました。
※金石また透る小学校のコンクール受賞歴はこちら
そして、その頃の将来の夢は「指揮者」。
オーケストラを引っ張っていく、指揮者が一番カッコいい!!私もやりたい!
そう思った菜々子は、10歳頃からピアノ、12歳頃からソルフェージュのレッスンに通います。
お母さんは「菜々ちゃんがそうしたいのなら」と好きにさせてもらいました。
(今思えば本当に両親に感謝です。お金かかる子だったな・・苦笑)
ちなみに、余談ですが
通っていたオーケストラが有名な金透小学校の名前由来は
《「朱子語類」学二の「陽気の発する処金石も亦透る。精神一到何事か成らざらん」から》精神を集中して物事を行えば、どんな困難にも打ち勝つことができる。
【金石も亦透る】で金透小学校なんです。
この言葉と、立志 努力 必成 はいまだに頭から離れないですねww
◆
一旦ここで小学校卒業するので、この記事はおしまい。
※ちなみに小学校の卒業式には出ませんでした。
何故かというと、アマデウス室内管弦楽団というオケメンバーと一緒に
ドイツ(バーデンバーデン)での演奏会に参加したため。笑
ベートーヴェン交響曲第1番のセカンドヴァイオリンを弾きました。
どんだけ音楽優先なんだ!笑
でも、あっち(ドイツ)でりんご病になって熱出して顔真っ赤になって
大変な思いをした!!!!!笑
続きは中学生編へ。
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