勇気を出して病院に行ってみたが。。。 その1
腹圧性尿失禁の辛いことは、恥ずかしくて家族にも親密な友達にも相談しづらいことです。尿漏れで悩む人は、実は30代40代でも意外と多いのだが、誰にも相談できず病院にも行かず一人で悩んでいる隠れ尿漏れの人がほとんどだそう。
3年間、産後の尿漏れに悩んだ私は、とうとう一大決心をして病院に行くことにした。自宅の近くだと誰かに会ってしまう可能性もあるので、ネットで調べて電車で3駅先の割と大きそうな泌尿器科専門の病院に行ってみた。2階にあるその病院に行ってみると、若い女性も含めて沢山の患者さんが普通に待合室に沢山いて驚いた。
まずは尿検査、続いて尿を出した状態でエコーのような機械で膀胱にどれだけ尿が残っているか検査した。それから先生からの問診で基本的な排尿に関する質問があり、「いつ尿漏れしますか?」「いつから症状がありますか?」「残尿感はありますか?」「トイレは一日に何回くらい行きますか?」などの質問がありました。
診断は予想通り「腹圧性尿失禁」。でも検査の結果から、私は尿を出し切ったと思っているが、まだ膀胱に尿が残っていていることが判明。そこで、
①エブランチルカプセル=尿道を拡げて尿を出し切る薬
②ベタニス錠=膀胱の神経伝達物質の受容体に作用して膀胱を弛緩させる薬
の2種類を処方された。
併せて骨盤底筋体操もするように紹介冊子を渡された。
しかし残念なことに、病院に行く前から取り組んでいた骨盤底筋体操に加え処方された薬を毎日飲み、この病院に2か月ほど通ったのだが、全く症状は変わらなかった。病院の検査では残尿は改善されたので、もう少し続けて行きましょう!とのことだったのですが、元来、薬嫌いなので、症状の改善が観られないのに、このまま飲み続けることに強く抵抗を感じました。
薬には全て副作用があることは知られていますが、①にはめまい、たちくらみ ②には便秘の副作用があるようで、当時しばしば貧血になったり、万年便秘で悩んでいる私にとって、この2つの薬を飲み続けるのは良くないように思いました。
そこで違う病院に変えてみようと思い立ち、女性専門の泌尿器科が車で30分くらいのところあることを知りました。そこは、どうもTVにも出演されたり書籍も出している泌尿器科では有名な先生のようでしたが。。。
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