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変な夢、2024年10月3日分 - 透明なトレイラーハウス、女性が隣で入浴
朝4時に一度起きる前に1回・二度寝時にもう1回夢を見ました。
・透明なトレイラーハウス
私は高速道路に置かれている、透明なトレイラーハウスに住んでいる。ハウスの中には、シンクやソファー・食器入れなど生活に必要なものが一式揃っている。ハウスの外に出てみるのだが、高速道路が海の上に建てられている上に道路の先も地平線の先に伸びているので移動しようがない。
仕方がないのでハウスの中でブラブラしていると、そこにセーラー服を着た黒髪の女子高生2人がやってきておしゃべりを始めた。おしゃべりの内容は聞き取れなかったが、なんだかうるさいので出ていってもらうことにした。
「ここはオレの家だから、出ていってくれませんか?」(それ以降は覚えていない)
(感情=困惑)
・女性が隣で入浴
自宅で入浴しているのだが、なぜが浴槽が2つに分かれていて自分の左隣に黒髪で長髪の知らない女性が入浴している。女性は胸から上が見えているのだが、下半身が薄白色の温泉のような水の色になっていて見えない。
ロマンチックな夢(笑)だが不思議と全く興奮せず、「今体を見たことがバレたら、絶対怒られる」「自分の体は女性に見せられない」と恥や不安を切迫に感じていた。
(感情=恥・不安)
解釈・考察
・透明なトレイラーハウスに関しては、正直意味がわからない。おしゃべりする女子高生に関しては、昨日ハイデガー哲学に関心があるという同僚と「おしゃべり」の章に関して議論になったのでそれが逆にイメージになったのだろう。
同僚:ハイデガーの「存在と時間」を読んでたら“おしゃべり“の章になったのですが、なぜおしゃべりの話になるのでしょう?それが存在や時間の本質とどう関係があるのかがわかりません。
私:ハイデガーの哲学では現存在=Daseinである人間Der Mannは退廃した非本来的な存在であるタダの一般大衆=ダスマンDas Mann、死の必然性や先駆的覚悟性・存在への問いについて考える本来的な存在の2つに分かれているということになっています。ダスマンが日常するとハイデガーが考えているのが、死の必然性や先駆的覚悟性を誤魔化すためのくだらない“おしゃべり”というわけです。このようなダスマンは、現存在が本来持っている有限な時間を忘却して生きている「時間性」を欠いた存在であるとハイデガーは考えてるということです。
正直「人間は愚劣な非本来的な現存在・燦然と輝く本来的な現存在の2つに明確に分けられるのだ」という発想は、ハイデガーも一時期ハマっていたナチズムを想起するので私はあまり好きじゃありませんね。ハイデガーは重要な哲学者の1人ですが、このように批判的観点からも考えられるようにしています。
・女性の裸を見るという夢は初めて見た。全然ロマンチックじゃなかった(笑)のが残念。女性の下半身が水の色で見えない、というのは夢の中で起こる典型的な「検閲」にもなっている。
・「幸せになる明晰夢の見方」という本に「イメージしたことが明晰夢になることがある」とあったので「好きなキャラクターと海でロマンチックに遊ぶ夢」を一生懸命想像しながら二度寝したのだが(笑)、実際には「知らない人と自宅のバスルームで入浴して気まずくなる夢」という正反対の内容になってしまった。私が見る夢はこのような検閲や移動が叙実に起こるタイプのものが多いのかもしれない。