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子供の頃

おばぁちゃん子だった。
決して裕福ではない。
父は持病があり
定職にも付かず、家にいた。
余り記憶はない。
ただ、風呂無しのアパートだったので
良く親戚の叔母さんの家のお風呂を
借りていた。
たまに銭湯にも行ったが金も掛かるので
もっぱら風呂を借りていた。
そこで出されるバナナアイスが
忘れられない。
単純にバナナの皮を剥いて凍らせた
ものだ。こどもだった私は美味しく食べていた。
夏は良いのだが冬は最悪だ。
なぜなら叔母の家は歩いて10分以上ある
凍えながら帰った事を思い出す。


ありがとうございます。出会いに感謝。