「勝ち筋」を考えるために、分析する時間を作る
こんにちは!
ナイル青木です。
さっそくですが、目標の数字を達成するためには、「行動あるのみ」と考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、しっかりと「勝ち筋」を考えないと、間違った方向に全力”後退”することになるかもしれません。
今回は、Webマーケティング施策における「勝ち筋の見つけ方」のヒントをご紹介します。
「増やすことができる数値」と「インパクトの大きい数値」を理解しよう
弊社の場合、Webコンサルティングの会社なので「受注」が大きな目標の1つになります。
ですが、Webサイトでは「受注」自体を増やすことはできません。
なぜなら「問い合わせ」をいただいた後にご提案をして、はじめて「受注」となるからです。
よって、Webサイトの力だけで純粋に増やせる数字は「問い合わせ」まで、と考えることができます。
そして「問い合わせ」も、
問い合わせ=問い合わせページ閲覧数×CVR
問い合わせページ閲覧数=問い合わせページランディングセッション数+問い合わせページ遷移数
問い合わせページ遷移数=例:ブログページ閲覧数×問い合わせページ遷移率
上記のように、どんどん分解することができるのです。
この際に、ポイントになるのが
分解してすぐに出てくる数字はインパクトが大きい(が母数は小さい)
分解して後に出てくる数字はインパクトが小さい(が母数は大きい)
という点です。
例えば、「問い合わせページの閲覧数」が増えれば、
おそらく問い合わせのチャンスは増えます。
しかし、現実問題そんなに多くの人は、見ないはずです。
一方で、「ブログページ閲覧数」は、比較的増やしやすいはずですが、閲覧中に遷移してくれるかどうかは、微妙なところです。
このように、主要な目標を分解し「どこの数値を伸ばせば、最も爆発的な成果を出せるのか?」ということを考えるのは、施策をゴリゴリ進める前にとても重要な点です。
こうした数字に加え、流入元や検索キーワードなどのデータをかけ合わせると、きっとサイトを大きく成長させる勝ち筋が見えるはずです。
施策検討を進めるこの時期に、全力前進するためにも、分析する時間をつくってみるのはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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