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EP47 見えないつながりの力

このnoteは2021年6月15日に収録した音声を文字起こししたものです。

こんにちは。松村亜里です。ニューヨークから幸せに生きることを科学的に研究するポジティブ心理学や、ウェルビーイングをお伝えしています。

今回はつながりというテーマでお送りしようかなと思います。昨日のイベントのお話ですね。一昨日のマンハッタンのイベントはお話したのですけど、昨日はウエストチェスター、マンハッタン北の方に地域のスカースデールでnoteニューヨーク そこで2回目のイベントを開催しました。

15人くらいが集まって、カリフォルニアからも、ウエストチェスターからも、後はブルックリンやクイーンズからも、ママロネックっていう隣町からも、マンハッタンからも、たくさんの方がいらしてくれました。

親切を受け取れる優しい場所

今回、本当に感じたのはつながりです。一人で全部をやらなくていいというか、昨日も一昨日も本当にたくさんの方が手伝ってくれるのです。こちらからお願いすることもありますが、もうあちらからどんどん声をかけてくださることもあります。

例えば今回だったら、マンハッタンとブルックリンからグランドセントラルで電車に乗って来た方が4名いらしたのですよね。そしたらもう ウエストチェスター の認定講師さんが「お迎えどうしますか」みたいな感じで声をかけてくれるのですごく頼みやすいし、その4人のうち1人は会場に以前来たことがある方がいたので「他の方みんな連れてきていただけませんか」とお願いしたら快諾してくださって。

私は講座だけに集中して、サロンオーナーの容子さんが全部してくださって、前の晩にも泊めていただきました。他には、ストレングス手帳をずっと私の代わりにアメリカ国内分は送ってくださっていた方が、残りの物を持ってきてくださったりもしました。

私が日本からまたニューヨークに戻ってきて最初に始めた講座は、2013年4月だったのですが、その時は近くの幼稚園の屋根裏部屋を借り、そこにコーヒーマシーンと持って行き、ケーキやスイーツを用意して、プリントして、早めに行って、部屋の準備をして、片付けしてってね、一人で全部やっていたのを思い出しました(苦笑)。

こんなふうにみんなに手伝ってもらってやって、やっぱり私も受け取るのが上手になったのだなと思いますし、あと私のやっていることにすごく感謝してくださる方がいらっしゃることが、とても嬉しいなと思いました。でもね、やっぱり受け取れるようになったのだと思いますね。

やっぱし以前は「私が先生で」とかね「私がお金いただいて全部自分でやんなきゃ」みたいな感じがあったと思うのですけど、場がみんなで作られている感じがとても自然で、誰も自己犠牲ないしみんな幸せそうな感じで、本当にこう肩肘張って完璧になろうとして生きてきたのだなって、世の中ってそんなに厳しいところじゃなくて、もっと優しい場所なのだと、今はすごく思うのですよね。ちょっとねこの話は、また別の時にゆっくりしたいなと思うのですけど。

サバイブではなく楽しむ

今回、ちょっと進路相談をされたのですけど、その方がこう「私がこの世で生き残っていくためには、これ、これ、これ、これがいいと思うのですけど」っていう、なんかこう凄く「こうすべきかな」それとも「ああすべきかな」の話がいっぱいでした。私、一言言いましたが「ああしてもこうしなくても、もう今すぐお金いただいたらいいと思いますよ」って言ったのですが、この世はサバイブする場所ではなくて、楽しむ場所だと思うのですよね。

私も50歳近くになって、アラフィフになって今頃ですが本当にサバイブしていましたね。ずっと、でも世の中ってそんなに自分が信じれば厳しい場所ではなくて、ニューヨークも厳しいと思っていましたけど、やっぱり人生は戦うためにあるものじゃなくて、楽しむために幸せになるためにあるのだと思うのですよ。

今日はつながりの話ですね。もっとつながって楽しく生きて行こうってことですよね。今回感じたのが、土曜日のイベントも国際教養大学の繋がりの方がいたのですけど、それは仲のいい私の同僚が Facebook に投稿したのを、彼女が見てつながってくれたのですけど、日曜日のスカースデールのイベントも、国際教養大学の友達が紹介してくれた方が一人いらしてたんですよ。

でも全然仲良しっていうか、そんな仲良しでもないっていうか、働いている時は最初に、開学年度に一緒に入ったしよく知っていたのですけど、私がニューヨークに行った後に、シカゴに留学していたって聞いていた M ちゃんっていう子がいて、そうしたら昨日いらしていた A さんという方が、その M ちゃんの子どもを通してのママ友だったのですよね。

私の本をこんな人がいるよって紹介してくれて、その方が心理学もやっていたので凄く興味を持ってくださって、ニューヨークに引っ越してきたので、今回このイベントに駆けつけてくれました。M ちゃんとは、その後全くやり取りしてないのでね、相手が私のこと憶えているとも思わなかったのですけど、そんなふうにこう知らないとこでね、私の本がこういろんな人に渡されていて凄く感謝しています。

ビジネスとして学んでこなかった反省

一方で、最近すごく反省しているのは、全然広めることをやってこなかったってことです。これは生み出すのに忙しくて苦手だったとかいうのもあるし、忙しすぎたってこともあるし、もしかしたら無意識的なところでは自信がなかったとか、そういうこともあったのかもしれないですけどね。

本当にマーケティングもやってないし、動線もちゃんとしてないし、ビジネスもちゃんと学んだこともないし、こういうふうに繋がりの中で知り合って下さった方がたくさんいらして嬉しいし、口コミでここまで大きくなったことは本当に嬉しいのですけど。

一方で、やっぱりもっともしかしたら知ることで、何かの幸せになるきっかけができた方がいらっしゃるかもしれないのに、私がちゃんとビジネス的な事について苦手意識があって、何もしてこなかったっていうことを今とても後悔しています。

もう8年ぐらい行ってきて、やっとちゃんとビジネス勉強しようとか、マーケティング勉強しようとか、ちゃんと動線を作ろうとかね、思うようにとなってきています。後は、本も書いていて確かにやることいっぱいあるのですけど、専門家の方などの力を借りて、自分一人で頑張らないでということももっとやっていけたらと思っています。


オンラインサロン Ari’s Academia では、松村が最新のポジティブ心理学の講義を分かりやすく説明したり、すごくイベントが積極的に行われていたりと、いろんな人たちと世界中の人で繋がることができます。多分 2,3割の方がアメリカや他の海外の方で、すごく多様なグループでそれも楽しいと思います。興味がある方は覗いてみてください。それでは今日も良い1日をお過ごしください。松村亜里でした。

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