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EP33 学校教育って必要?

このnoteは2021年5月18日に収録した音声を文字起こししたものです。



こんにちは! 松村亜里です。ニューヨークから幸せを科学的に研究するポジティブ心理学やウェルビーイングを分かりやすく伝える活動をしています。

今日は久しぶりにミーティングもなくゆっくりした日で良い1日でした。午前は仕事をして午後はついにワクチンを打ってきました。打つか迷ったのですが、義理の父のところへ行くので、打つことにしました。食後は娘が久しぶりにたくさん喋ってくれたので、私より大きい娘を膝にのせてたくさんお話ししました。小さい頃はいつもくっついてきていつ離れるのかと思っていた娘ですが、いざ離れてしまうと話してくれる時間が本当に嬉しくなります。感謝が増しますね。その時に学校教育について考える機会があったので、それについてお話しします。

教育について考えさせられた娘との会話

学校で受けたいろいろなテストについて、娘は学校に持って行っているパソコンを見せながらテストの内容を紹介してくれました。カウンセラーの方がきてテストを行ったそうなのですが、1つは「学習するときにどう学ぶか」というタイプのテストでした。学び方には視覚、触覚、聴覚の3つがありました。娘は視覚が約40%、約45%触覚、15%が聴覚だったので、Zoomでの学習が辛かっただろうなと思います。

もう1つのテストが面白かったのですが、後から調べてみたらジョン・ホランドさんが作られたキャリア理論のテストでした。いくつかの質問に答えて仕事の適正を見るのです。仕事のタイプが6つに分けられていて、その中で強いものが選ばれて、組み合わせによって適していると考えられる職業が出てきます。

娘の場合は、芸術的なクリエイター、起業的な説得者、社会的なヘルパーでした。それ以外に現実的な実行者、研究的な思考者、習慣的な組織人というのがありました。彼女の真意とは真逆だそうです(笑)。すると具体的な職業がたくさん出てくるのですが、例えばミュージシャン、ミュージックセラピー、先生などが出てきました。標識を作る人というのも出てきて2人で笑ってしまいました。その情報に加えてお給料の情報、仕事につくための条件なども書かれています。職業をクリックするとそれについて学べる大学が表示され、教育と職業が紐付けられているのです。

これは私がアメリカの大学でカウンセリングをしていたときに新入生にたくさん受けてもらったテストでした。そのころはワークシートになっていて、紙と鉛筆でチェックして、最後に点数を自分で計算し、タイプ3つを出して、向いている職業が書いてあるブックレットの中から収入の幅や教育と職種を結びつけた資格などの就職条件などが書いてあり、そこから専攻を選ぶというような形でした。

私は短大で働いていたので、四大に転入する時に、キャリアを見据えてどの単位を取るべきかを一緒に考えていました。自分の適性が知れたり必要なものを理解できるので、いい仕組みだなと大学で働いていた時は思っていたのですが、今は中学生からやることに驚きました。私の娘は現在アメリカでは7年生で日本では中学1年生なのですが、彼女が自分の診断をして大学を見せてくれたとき、何か違和感を覚えました。

大学に行くことは時代に合っていない?!

理由の1つとしては、古いシステムに子供どものせているような感じがしたからです。社会の中で子どもを育ててレールにのせているような感じかしました。私は中卒だったので学歴にコンプレックスがあって博士号まで取得し、今は役は立っています。しかし、本当に大学で学びたいことがあるなら大学でお金を払って学べばいいと思うんですけど、大学で学ぶことはすごく古いのではないかと思うのです。例えば私は心理学を学んでいましたが、卒業してからもっと素晴らしい研究がたくさんあることを知りました。研究が論文になるまでに1〜2年以上かかりますし教科書に載るまでにはもっとかかるのです。これは大学で最新の研究が大学で学べないことを示しています。

他の理由としては先生方が実践者ではない場合があることです。例えばマーケティングを実践していない人やカウンセリングを実践していない人が大学に残って研究して教えるのは違うなと思うのです。金銭的にも負担がなければ良いと思うのですが、今のアメリカの学費は年間600万円にも及ぶのです。昨日ある方とお話ししたのですが、その方も一生のローンを組んでも辛いと言っていました。私はそこまでして大学は必要ではないなと思いました。

私は2000年ごろ市立大学からコロンビア大学に行って、年間250万円ほどでしたが自分で払っていたというのもあってそれでもものすごく高く感じました。私は同じお金があったら自分の好きなことや好きなことで人を喜ばせるフリーランスをやるなと思います。例えばYouTubeのことや起業のことを学ぶことにお金をかけるなと思います。

最近私の甥が大学に行く意味を感じないと言って起業して、自分の好きなことを仕事にして新入社員くらいは稼いでいるようです。大学で本当にやりたいことがあればそれでいいんじゃないかなと思います。実は娘にも夢があるのですがそれがうまくいかなかった時のために勉強しなきゃと言っています。

つまり人に雇ってもらうために大学に行ったり資格を取ったりするのはもう時代に合っていないのではないかと思うのです。一人一人が自分の強みを使って生きる時代ではないかと。みなさんはどのように思うでしょうか?


最後に私のオンラインサロンについて紹介します。オンラインサロンAri’s Academiaではエビデンスに基づいた月1回の講義と認定講師によるサークルと、膨大な量の幸せになる方法の動画のプラットフォーム、メンバーによる有志のイベント、すぐにいっぱいになってしまう講座の優先案内、リトリートなどがあります。興味がある方は覗いてみてください! それではみなさん、素敵な1日をお過ごしください!

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幸せチャンネル2021年7月総合版0701


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