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vol.6 小さな店の運営体制づくり〜限られた人員での効率化〜
「一人でもやっていける」
そう信じていた私の認識は、開業準備を進める中で少しずつ変化していきました。
現実的な運営体制の構築
開店当初の基本体制を決めました:
平日ランチ・ディナー:一人体制
土日祝:妻がヘルプ(ホール担当)
繁忙期:アルバイト1名を臨時雇用
オペレーションの効率化
【時間帯別の準備】
8:30-11:00:仕込み、パスタ生地作り
11:00-11:30:ランチ準備
14:30-17:00:仕込み直し、ディナー準備
21:30-22:30:清掃、翌日準備
【省力化のポイント】
食材の下処理は仕入れ時に依頼
食器洗浄機の活用
予約は2名以上・前日までに限定
メニューのシンプル化
アルバイトの活用方法
繁忙期(金土日)のみの臨時雇用を計画:
時給1,200円
シフトは2週間前に確定
業務範囲を明確化(ホール業務のみ)
シンプルなマニュアル作り
【基本の接客手順】
お出迎え・案内
水出し・メニュー提供
オーダー取り
料理提供・説明
会計・お見送り
今回の学びのポイント
一人体制でも無理のない運営設計を
家族の協力は明確なルールのもとで
アルバイトは必要最小限の時間帯で
マニュアルは簡潔に必要事項のみ
次回予告
「さあ、いよいよ開店準備。あとは許認可の壁を越えるだけ」
次回は、各種許認可の取得から開店までの道のりをお伝えします。
次回もお楽しみに!