大きくなれなかった10匹の仔犬とお母さん犬
思えば、ボクのご主人さまの無類の犬好きは、
あの時から始まったんだ
ご主人さまが小学校1年生、ボクと出会うずっとずっと前
……………
おうちの車の下に、お腹の大きいお母さん犬がどこからかやって来て、
そこでお産をしたんです
次の日、たくさんの赤ちゃんわんこが生まれていて、
お母さん犬は、御乳をやったり、仔犬のからだを舐めてやったり、
コロコロと転がって車からはみ出した仔犬を戻したり、
甲斐甲斐しく世話をする姿を見ることができました
ご主人さまは嬉しくて嬉しくて、小学