マイノリティ
ギャラップ社が2019年の7月に行ったカナビスに関する世論調査によると、米国成人の12%が「現在使用している」と答えたそうだ(それだけ?)。国民の半数以上が人生で一度は摂取した経験があり、3人に2人が合法化に賛成なのだと。
なんでもデータを信じるわけではないが、それって自分の体験、もしくは医学的証拠、不成功に終わった麻薬規制、見込める税収入などの事実に基づいて、大多数がバッズの合法化を支持しているってことだよな。多くの州で非犯罪化が進み、連邦法の改正が期待される理由がわかる。国民がそれを求めているのだから当然の成り行きだ。アングラだったバッズが、今や主流になってきた(それがいいんだか悪いんだかは別として)。
ここで大事なのは過半数の人が「試した」ということ。良し悪しを決めるのは吸ってからでも遅くないだろ。よくあるじゃないか、勇気を出して知らない人と話してみたら氣が合った とか、慣れない料理を食べてみたら思いのほかウマかった とか。カナビスだって同じだよ。きっと「ゴメン、勘違いしてた」ってことになるから。
それはアメリカだから とか、日本では とかそういう問題じゃないんだ。肌の色や話す言葉や性的指向が違っていても人間は人間。根本的にそんなに違うわけないじゃん。先入観を捨て、心を開いて相手を受け入れてみようよ。いい加減 人と人との間に壁を立てるのはやめようぜ(ホントにウィルスは迷惑だ、「社会的距離を保て」ってなんだよ)。なんだかまた話が逸れてきたが、人も植物も見かけによらない ってこと。
いつまでもカナビスの恩恵をプロパガンダによって否定することはできない。真実はいずれ明るみに出る。権力に媚びる偽善者の言葉を鵜吞みにしていると、無学な愚か者 と軽蔑されることになるぜ。でもカナビストは寛容だから、心を入れ替えるなら仲間に入れてあげるよ。