白いキャンバス
先週はちょっと吸い過ぎた。雪かきしていたらあっという間に終わってしまったような気がする。トム・ブレイディは7度目の優勝を遂げたというのに(彼と比べるな)。勝ち目はあると思っていたが、ブローアウトかよ。どこまでアメリカンドリームを生きれば気が済むんだ?自分もなにか行動を起こさねば とがんばって早起きしたのに、なんだよ零下7度って。ホントに嫌味な野郎だな、トム(偶然だって)。
翻訳の仕事は完璧に行き詰っている。とにかく流れを変えなければ。そこで思いついたのがネームチェンジ。「バッズ」には人生の友 というニュアンスがあって気に入っているけど、「カナビス」にはもっと広範囲に及ぶユニバーサルな愛を感じる。正式な名称はカナビス・サティーヴァだし。ここは心を新たにするつもりで、名前を「NYカナビス日記」に変えようと思う。
言葉の響きって大切だからね。例えば「マリファナ」は、移民に対する偏見から生まれた言葉だ。1930年代、メキシコから出稼ぎに来た労働者が持ち込んだ植物をアメリカ政府はそう呼び、差別を正当化するために規制した。だから「マリファナ」は蔑称と言っても過言ではない。日本でも異国の怪しいモノとしてすっかりその呼び名が定着している(「大麻」のレッテルもすごいけど)。
これから「カナビス」という呼び名をもっと世間に広めてはどうか(くれぐれも言うが、いくらNが2つ並んでいるからって「カンナビス」ではない。耳を使わず、ローマ字読みで覚えようとすると英語は身に付かないよ)。先入観を拭い、より多くの人に受け入れられるようにするには、イメチェンが必要だと思う。
固定観念を捨て心を開かないと真実は見えてこない。