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タルキンのメガンテ前の回想シーンにもっとルナフレアが出てきて欲しかったのは私だけですか?



ロトの紋章8巻
グノン率いる魔王軍の大軍団に物量で追い詰められていく勇者アルスのパーティ。

もう全滅か!?
という時に、形勢逆転を狙ったタルキンがメガンテを唱えるまでの一連のシーンはロトの紋章の名場面の中でも人気が高いのではないだろうか?

特にこの回想シーンなんかはタルキンのアルスへの想いが無茶苦茶伝わってきてグッとくるページだ。

とにかくもう幼少期のアルスの描き方が可愛い。

ロトの紋章8巻170ページ

私はここでルナフレアが出てくるのがすごく嬉しいのだが、タオが2回出てくるのは許せない。

なぜタオが2回も出てくるのだろうか?もっとルナフレアを出せなかったのだろうか?
タオの人気なんて下から数えた方が早いだろうに。

で、タルキンはアルスとお風呂に入っているが、ここからあることが導き出される、

そう

アルスはルナフレアともお風呂に入っているはずなのだ。


入っていないはずはないのだ。


もしかするとその場面をタルキンはのぞいていた可能性がある。その罪悪感があったがために、タオを2回出して誤魔化したのかもしれない。

これからメガンテという時に走馬灯で自分のすけべ根性の場面を思い出してしまったら、あの世でルナフレアになんと言われるかわかったものではない。

ロトの紋章2巻171ページ

その強烈な無意識の抑圧の結果がタオの2回登場であり、その精神力あってのメガンテなのだと思うとより深く作品が味わえるのではないだろうか?

しかし、読者としては他にルナフレアとアルスがセットの思い出はもっとなかったんかいと思ってしまう。

あとこの仙人の里での生活はどのようなものだったのかすごい気になる。

お風呂はやはり銭湯のような施設があって入るのだろうか?

ダンジョン飯など近年のファンタジー作品は少しずらしたものが流行っているように思う。

ロトの紋章を読んでいると実は仙人の里編のディテールを描いた方が本編より面白くなるのではないか?という気もしなくない。仙人の里編をもっと見てみたいものである。

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