竜王はどこでアルスと戦うべきだったか?

ロトの紋章という漫画において、ドラクエⅠに繋がる公式感を背負った竜王というキャラ。
ダイの大冒険には負けないぞという意気込みを感じる。

しかし、この漫画で存在感だけは出すが一向に戦わない竜王。正直、彼はこの漫画に必要だったのか?と言われるとよくわからない。ぶっちゃけ必要ない。

最終盤までほぼ戦うことはなく、ほとんどひな壇のリアクション芸人みたいな立ち位置なのである。

もっと言うと、ドラクエIIIとドラクエIとの繋がりがちゃんとこの漫画にはあるんだという正当性を主張するためだけの箱入り魔王という感じなのだ。


なのでこの漫画における1番残念なキャラと言える。(ちなみに2番目はジャガン)


そんなこの漫画のドラクエ史的正当性を担保するためだけのキャラなもんだから、作者は下手に怪我をさせることを恐れたのだろう。

ぶっちゃけ3話あたりでアルスと対決させても良かったのではないかと思う。
もっというと2話でもいいかもしれない。

1話で部下に任せた結果、アルスを魔人にし損ねた責任をもっと重大に感じて欲しいものである。
竜王自らおもむいてアルスとの決着をつけるのが筋だろう。

漫画的にもそうだった方が面白いでしょ?
いや、いきなり竜王とか無理でしょと思うかもしれないが、だからこそ面白いわけで、

なんかこの旧帝国海軍が大和を温存するような勿体ぶった感じはなんなのだろう?

いきなりこんなやつと戦っても勝てんやろと、
と思わせて、かなりルナフレアが健闘!
その上でカダル様の援護なりがあり〜、アルスの鍛冶場の馬鹿力もありでなんとか竜王を退けた、、みたいな流れでよかったかな。
ルナフレアもピンチになって、、みたいなのもあっていいかもね。

とにかくルナフレアが活躍するところがもっと見たかったです。

で、カダル様のところで修行ということになり、
アッサラームでサーバインと、、私的にはジャガンも加わっての大バトルでよかったかなぁと思います。

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