超・瞬間小説『クソのような人生』
人生はクソだ!
最低の日々に舌打ちしながら用を足し、便座横のボタンを押す。
次の瞬間、俺は便座ごと宇宙空間にいた。
それは排泄物を動力源とする地球外文明の宇宙船だったのだ。
そして今、英雄「宇宙最速のクソ」として、俺は銀河を駆け巡る。
嗚呼、人生はクソのように素晴らしい。
<完>
☆表紙絵 by さとねこと さん → https://note.mu/satonekoto
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