大雑把なアンテナに引っかかるのは
人間って気づかないうちに好きなもの、興味があるもの、ワードに対してアンテナを張っていると思います。文豪が好きなら文豪というワードそのものにも反応するでしょうし、歴史好きなら興味ある時代のものなら気がとまるでしょう。
そこまでしっかりと興味あるものでなくても、一時的に気に留めるようになることもありますね。例えば買い物などで、新しい鞄が欲しいな、と考えていると、街行く人の鞄や店頭の鞄ばかりに目がいきます。
アンテナにどう引っかかるか、というのは人それぞれだと思いますが、私の場合はたまに変な(?)風にキャッチしてしまいます。
最近はラジオドラマの制作を考えていて、勉強しているのですが、とあるネットの記事一覧で一瞬、とある題名に目が留まりました。
ラジオドラマの製作についてか! どんな風な記事だろう?
さっそく読んでみると……あれ?
「ジオラマの制作のしかた」
んんん? ラジオドラマ全く関係ない! なぜ間違えたのかしらと首をかしげました。
ラジオドラマのことを考えすぎて、どうやら脳内で字を補っていたようです。
「(ラ)ジオ(ド)ラマの制作のしかた」
我ながら笑ってしまいました。字数がそもそも違うのに、ラジオドラマについてだと思い込んでしまっていたのです(笑)
こういう変わったアンテナの引っかかり方は何度かありまして、少し前も、書店に行った時のことです。
(お察しのとおり)私は猫が大好きなのです、猫の本とあらばすさまじい反応をします。雑誌も猫の特集がこの頃おおく、アンテナに引っかかる量も増えました。
そして私はとある雑誌のでかでかと書かれた「ネコ」の字に目が留まりました。すかさず近寄って手にとろうとして、動きをとめました。
んんん? その雑誌は経済雑誌です。猫ブームによる経済効果か? とも思いましたが、なにか違う。「ネコ」の見出しをもう一度見直して苦笑いしました。
「ゼネコン」
猫特集ではまってくなく、ゼネコンの特集だったのです! 猫も猫ブームの経済効果も関係なかったのです。私は「ネコ」という部分だけ認識してアンテナがキャッチしてしまったようです(笑)
いやはや、私のアンテナの大雑把さといったら……苦笑
こういった経験、皆さんもありませんか?笑
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