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週刊『めんたい♡通信』20241215号

こんにちは! 

「寒いですね〜」が挨拶にまずは出てくる、この冬一番の寒さが強まった一週間でした。
東京は連日とても良く晴れているのですが、空気は乾燥して冷たくなりました。典型的な冬型ですね。

平年並の冬の寒さなのだと思うのですが、今年は猛暑の夏が長く続きましたので、そのギャップでやけに寒く感じます。真夏は35度超え、確か10月に入っても30度超えの日があったと思うので、そこから20度以上も気温が急低下した印象です。秋が短かったのでなおさらです。
ダウンやマフラー、手袋の冬物グッズがすでに大活躍。

スキー場も数年ぶりに積雪の具合が良い感じらしいです。
個人的には都心部でも今年はホワイト・クリスマスになってくれたら情緒があっていいかななんて思うのですが、最近は交通機関がすぐ止まってしまうので、混乱が生じてしまうのでしょうか・・・。

今年も残り2週間、なのに戦火は止まっていないようです。
昔話にもありますが、せめて、せめてクリスマスから年末・年始くらいは休戦しましょうよ・・・

【マーケット雑感】

先週のマーケットは 指数の動きとしては高値揉み合いでした。
今週の米FOMCを前に、発表された米国の経済指標は底堅い数値が多く、FRBの利下げは来年はペースが遅くなるのではないかとの見方が増えたようです。金利も上昇しています。

また日本でも日銀金融政策決定会合が予定されていますが、こちらは利上げを先送りするのではとの観測が浮上しました。その結果、日米の金利差が縮まらないことになり、ドル円は153円台まで、円安方向に振れました。

先週、史上最高値を更新したダウ平均は7日連続で値下がりし、週間では-1.8%の値下がりとなりました。金利上昇を嫌気したのかもしれませんが、出来高が減少する中で投資マネーは足元GAFAMと呼ばれる大型ハイテク株に回っていっていたようです。

AI関連の材料でAppleやAlphabet(Google)に買いが入り、Amazon 、Meta(Facebook)なども揃って史上最高値を更新しました。
また、Tesla株は前週末比+11%と大きく続伸し、3年ぶりに史上最高値を更新しました。Metaの時価総額を抜いて6位です。CEOイーロン・マスク氏の個人資産評価も急上昇しています。

時価総額8位の半導体デバイスのBroadcomはAppleとの業務提携ニュースから買われ、金曜日一日で24%を超える値上がりとなり、一気に時価総額1兆ドルの大台に乗せました。
その余波を受けたのが半導体大手として買われていたNvidia。週間で-5.6%の下落となり、時価総額もMicrosftに抜かれて3位となりました。

ハイテク大手株の上昇もあり、Nasdaq株価指数もS&P500も史上最高値を更新しました。
しかし、これら超大型株8銘柄にマネーの流れが集中する、以前も見たような展開になっていて、相場全体としてはやや陰りも感じます。確かに指数はGAFAM銘柄のお陰で押し上げられていますが、その他の個別銘柄ではじり安となっている銘柄が増えているように見えます。


日本株は・・・。
日経平均+1.0%、TOPIX+0.7%と続伸しました。
為替が大きく円安に振れ、米ハイテク株の上昇が指数を押し上げました。
木曜日には日経平均が一時4万円に乗せる局面がありましたが、これは先物12月限月の最終売買日に伴う、ポジション調整の動きが大きく作用したのだと推測されます。
金曜日引けは39500円前後に押し戻されています。

日本株も指数はしっかりしているものの、個別銘柄ではじり安が続いている銘柄が増えています。
日米ともにクリスマス〜年末を控え、多くの投資家は様子見期間に入っているのだと思います。
前述の通り、今週は米FOMCと日銀金融市場決定会合がマーケット参加者の大きな注目点ですが、まあ、その結果を踏まえて、ゆっくり来年に向けてのことを考えればよいのだと思います。

薄商いの中で、年末に向けて株価が動く可能性はありますが、まあ、来年は来年でまたいろんな予想外のことが起きるでしょうから。
年末にドタバタしてもしょうがないですよね。

(主な指標)

【今週の記事】

年末になると『◯◯大賞・今年の〇〇』というのを良く目にします。

地味ですが「今年の新語」大賞というのが面白いですね。主旨は『一時的に爆発的に流行して、その後すぐ忘れ去られる流行語ではなく「将来辞書に収録される可能性がある日本語」を選び、日本語の変化をいち早く捉えること』とのこと。

今年の大賞は「言語化」。あー、確かに最近一般的に使う人が増えた気がしますね。
昔からあったコトバですが、以前は一部の有識者の人が物事を説明していたのですが、近年は一般の人たちがそれぞれの専門的な、独特の知見を、SNSなどを通じて「言語化」して広めることができるようになりましたからね。

・『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明さんの補足ツィート

【その他本文で参照した記事】

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それでは、また来週!
(今回は12月15日お昼頃にお届けしています。)

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(但し書き)このメルマガは株式市場に関する私の見解(投資の判断はご個人の責任でお願いします)と、ネットサーフィンの中で気になった記事をご紹介するものです。ネットに溢れる膨大な情報を各人がすべて見ることは不可能ですので、少しでも貴方の目に留まらなかった情報をピック出来ればと思っています。ご質問・お問い合わせ、配信停止等、お気軽にご連絡ください。
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