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102.キーエンス創業者「滝崎武光氏」から学ぶ

こんにちは!

鈴木七緒です。

最近、さまざまなところで講演会や企業セミナー、または読書などで情報収集を積極的に行なっております。
そんな中で、嶋村吉洋さんが主宰しているワクセルというソーシャルコミュニティのコンテンツがとても充実しており、よく利用させていただいております。

数多くの著名人とつながりを持ち、日本最大級のソーシャルコミュニティに成長させている嶋村吉洋さんが、尊敬してやまないとおっしゃっていたのが、キーエンス創業者の滝崎武光さんです。

本日は、滝崎武光さんについて、記事を書きたいと思います。


1、滝崎武光さんという人物について

キーエンスの滝崎武光さんといえば、
2度の失敗経験を乗り越えて、日本を代表する企業へ発展させた経営者です。

兵庫県芦屋市出身。2020年のフォーブス長者番付で世界47位、日本3位。保有資産額は2020年5月時点で、212億米ドル(約2兆2586億円)。日本では柳井正、孫正義に次ぐ資産家であるが、メディア露出を好まないため一般的な知名度は高くない経営者だ。

そして、今や、日本の長者番付2021年版にて、第3位にランクインしています。


2、「2度の起業失敗」からの復活から学ぶ、強い組織をつくりだすためのヒント

滝崎武光さんは外資系のプラント制御機器メーカーを経て、1度目の起業にチャレンジするも倒産の憂き目にあいました。
この時の事業は「電子機器メーカー」であった。続いて、2度目に起業のチャレンジを試みるも、1度目と同様に倒産しました。

2度の起業失敗を経験して、滝崎武光さんは、「倒産しない経営を考え抜かなければならない」と痛感します。

そして、「どれだけ良いビジネスモデルや商品・サービスを開発しても、お金が回らなければ倒産してしまう」ということにも気づき、
「借金をしない経営」を目指し始めます。

失敗を糧に、3度目の起業を果たします。
29歳のときに、今のキーエンスの前身となる、「リード電気」を設立。

大きな転機が訪れます。
当時トヨタ自動車が困っていた課題にアプローチをして、金型の故障を防ぐセンサーを開発、トヨタに提供をすることに成功しました。

このセンサーに、トヨタ自動車も大喜び。
大量発注を勝ち取ることになり、軌道に乗り始めます。

そして、社長自ら工場に出向き、顧客の根本的な課題や悩みをキャッチし、具体的に解決ができるよう提案型の開発に力を入れ始めます。

そして、人材面にも力を入れています。

高収入を提示し、才能ある人材を採用することで、会社の売り上げを伸ばし続け、日本を代表する高収入起業として名を上げることになりました。

「人件費は経費ではなく、付加価値創造の要素である」

上記のメッセージ対して、下記ように語っている。

”我々はずっと、世の中にない、付加価値の高い商品を作ることを追求してきました。カタログだけでは当社の商品の良さは分かってもらえないし、商社に頼んでも、我々の開発者の意図を正確に顧客に伝えられないでしょう。そうなれば、取るべきモデルは火を見るよりも明らかです。教育を受けた営業マンによる直販を、当初から貫いてきました。...(中略)...
我々の営業は、顧客を訪問しているよりも社内にいる時間の方が長い。それだけよく勉強しているのです。これが、商品の良さを理解していただくことにつながっているのでしょう。”


3、まとめ

キーエンス創業者の滝崎さんから私が学んだこと、それは、

①成功者は逆境に強く、失敗から謙虚に学ぶ

②徹底的な現場主義

③明確かつ現実的な事業計画のもと実行に移す

です!

自分自身の事業に即活かしていきます。

お読みいただきありがとうございました!

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