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【Ep4】:エジソン@ニャントレプレナーの180日1億円チャレンジ!:過酷すぎるアンテナ保守のリアルと闇

ニャントレプレナーのエジソンは、自身の生活を安定させるために携帯電話会社のアンテナ保守の仕事を始めました。報酬は月に25日働いて税込み45万円。消費税10%が含まれているため、実質の収入は約40万9,000円です。しかし、この仕事を始めるまでには数々の試練が待ち構えていました。

仕事を始めるための道のり

エジソンは、ハーネスの資格取得、職長講習、携帯電話会社指定の講習、新規入場手続きなど、多くの準備を求められました。これには時間もお金もかかります。

問題は、その費用を払う余裕がなかったこと。そこで依頼先の社長に15万円の前借りをお願いしましたが、10万円しか借りられませんでした。必要な金額に5万円足りませんが、それでも感謝して受け取りました。

いよいよOJT開始!

12月6日に新規入場を経て、翌日7日からOJTがスタート。当初は県内での作業だったため、13時には終了し「これはラッキーな仕事かも?」と感じました。しかし、その幸運は最初の2日だけ。

その後は地獄の日々が待っていました。都内や千葉県の現場では片道2〜3.5時間のドライブ。往復で最大8時間運転し、さらに相棒を迎えに行くためにプラス1時間以上。結果的に1日4〜5時間の運転に加え、9時から作業開始、終わるのは16時〜21時。睡眠時間は2時間半〜4時間に。家を出てから帰宅するまでの時間を労働時間とすると、時給600円から890円くらいの間だと思います。

睡眠不足でミス連発

睡眠不足で判断力や記憶力が低下。ミスを連発し、「言われたことを覚えられない」状態に。このままでは健康を害し、収入もリスクと比べると割に合わない、まるで闇バイトのように危険な仕事です。OJTと言っても昔ながらの"見て覚えろ"スタイルで、1週間があっという間に無休で終わりました。

金銭的負担も重い

ガソリン代や都心の駐車場代も自己負担。都心では30分で440円、1日で駐車料金が3,600円に達することもありました。さらに、都心での仕事を終えたあとに横浜の仕事の発注先の携帯電話会社まで行かなければならず、ここでも駐車料金が600円かかりました。ガソリン代は1リットル167〜169円。走れば走るほどコストが増大します。

無限地獄のクラウド作業

仕事が終わって帰宅しても休めません。翌日の書類作成やGoogleマップでルート確認、LINEにルートをコピーしたり、明日の作業の内容をコピペしてメモ代わりに使用。クラウドにある資料も「ここにある」と言われるだけで、どこに何があるかわからず確認作業に時間が取られます。

節約生活

エジソンは仲間の猫たちの世話をしつつ、自身の生活もギリギリ。スーパーの夜9時半過ぎの75%引き商品を狙い、惣菜や野菜を確保。これがなければ生活が回りません。

下請けの現実

この業界には発注元の携帯電話会社の下に1次、2次、3次…と下請けが続きます。エジソンは5次下請け。「中抜きが当たり前」の世界で、末端の労働者が実際の作業を担います。

Z世代へのメッセージ

この体験を通じて伝えたいのは、「社会は厳しいけど、それでも前に進むしかない」ということ。どんな仕事にも大変さがありますが、工夫と努力で乗り切ることができるかもしれません。Z世代の皆さんも、自分の夢や目標を諦めず、時には踏ん張ることが必要かもしれませんね。

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