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【Ep3】:エジソン@ニャントレプレナーの180日1億円チャレンジ!: Z世代へ伝えたい、生活の安定と未来を掴むための現実



「まずは生活を安定させるために収入を確保しよう。」
こう決意した僕、エジソンは、知り合いに電話して仕事を探し始めました。働くために探した仕事の選択肢は次の2つでした:

  1. 電気工事
     大手通信キャリアのアンテナ保守という安定した仕事。収入は高めですが、月25日稼働というハードな条件。

  2. トラックドライバー
     時間の融通が利き、週休3日も可能。でも、その分収入は少なくなる。

「安定か、自由か?」僕が選んだのは電気工事でした。理由は明確です。**収入を確保し、支払いをクリアにするため。**でも、この選択が、想像を超える試練を運んできました。

結果、今回は収入を優先し、電気工事の仕事を選択。だけど、ここからが本当に大変だったんです。


働くために、働く準備がいる現実

電気工事の仕事に就くためには、なんと4つの資格を取得しなければなりませんでした。しかも、講習費19,800円と中にには講習会場に行く必要がありそこまでの交通費も全て自腹。さらに12月1日までに全てクリアしないとスタートラインに立てない。

  • 職長+安全衛生責任者教育:3日間の講習

  • フルハーネス特別講習:6時間の集中講義

  • 新規入場教育(2社分):各2時間

さらに、一人親方の労働保険加入にも3万円が必要。これだけで数週間と数万円が飛んでいきました。

スケジュールも厳しく、講習の日程は講習会社や上流の企業次第。突然予定が変更になり、他の人との約束をキャンセルしたり、無理をお願いすることも。

それでも、「これをクリアしないと始まらない」と歯を食いしばって頑張りました。


生活費のプレッシャーと孤独な戦い

資格講習の合間にも、現実は容赦なく襲いかかります。
レンタルしていたコンテナルームの会社や、駐車場の管理会社、水道局などからの支払い催促の電話が毎日のように鳴り響き、電気やガスの供給停止の警告も…。

頼みの綱だった傷病手当金も、会社に立て替え分を支払わないと手続き不可。2ヶ月分で5万円以上の支払いが必要。
貯金も底をつき、持ち物を処分してなんとか凌いでいましたが、限界が近づいていました。


行政や制度を頼っても、現実は厳しい

パワハラの件で監督行政機関の教育委員会や労働基準監督署に相談するも、返答は期待外れ。
「管轄外」「調査しない」などの理由で相手にされません。
書面を送っても効果はなく、移動費すらない僕には直接訪問は難しい。

警察に相談しても、過去の記録はなく、さらに別の警察署に行くよう指示されただけ。
社会福祉協議会に、車にガソリンを入れる余裕もなく自転車で行くも、「持ち家だから対象外」家を売るのが一番と門前払い。どこを頼っても打開策が見えませんでした。


ブラックな現実と、それでも進む選択

ようやく電気工事の準備に戻ると、一人親方の労働保険への加入が必須で3万円かかることが判明。資格取得費用も合わせるとかなりの負担に。スタッドレスタイヤやドライブレコーダーの装備も求められ、働くための準備に時間もお金も消耗していきます。しかもこのお金は、現金がない今は、働く先の社長から借りて収入から天引きされることになっています。(T_T) お金がないところに更に、働くための準備の借金が増えていきました。


Z世代へ伝えたいこと

生きていくにはお金が必要。そのために働くけど、その準備にもお金と時間が必要。
僕がこの1ヶ月で痛感したのは、「社会は甘くない」ということと、「それでも選んだ道を進むしかない」という現実です。

働くって何?安定って何?と疑問を持ちながら、立ち止まらない選択をしました。

社会は確かに厳しい。でも、その中でも僕たちは選択し、進むことができます。この経験が、みんなの未来の選択肢を広げるヒントになれば嬉しいです。


エジソン@ニャントレプレナーより
次はもっと明るいストーリーを届けたい!僕も頑張るから、みんなも一緒に頑張ろう!

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