風CAMP2021@秩父ミューズパーク
風CAMP 2021
@秩父ミューズパーク
2121.09.18
どんだけ経ってるんだよ?って言うくらい随分と出し惜しみしてしまった、この“風CAMP”の感想。セトリ調べても出てこない人たちがいるので載せられていない方たちもいます。あしからず。
あと最初に言っておきます。一回しか観てない方は感想乏しいです…スミマセン。
大切な仲間たちと素敵な音楽を聴きながらキャンプがしたい。
そんなシンプルな幸せを目指し、全力を出すことに決めました。
と、風CAMPのホームページに載せていた小山田壮平。
選んだアーティストからもうかがえるホンワカした雰囲気。
残念ながら今回は、有観客から無観客になってしまったけど行けない予定だった人たちにとっては嬉しい配信ライブとなった。
記念すべき第一回を見届けようではないか!!
★小山田壮平
トップバッターはこのイベントを企画した小山田壮平!弾き語り!
台風が近付いてるってことで開催が危ぶまれてたけど、そんな情報もなんのそので会場のある秩父はとっても良いお天気。青空が見える。
壮平くんもとても嬉しそうだ。
『Life Is Party』をハーモニカと共に優しく楽しげに奏で、『革命』で力強く〈革命を起こすんだ〉と歌う。
客席の上の柵の前で立ってノリノリで観てた人は工藤祐次郎さんだった?
スタッフしかいないのに一番のお客さんじゃん!イイね!!
『月光荘』の時の笑顔がまるで少年で。
『サイン』のあと精一杯の感謝を込めて「楽しんでいってください。」と。
最後はアカペラで座ったまま『愛してやまない音楽を』を。
フリーになった両手をどうしたもんかとマイクを両手で掴んだり、膝の上に置いてみたり。
たくさんの愛をまた投げかけてくれた。
「次は工藤祐次郎くんです!!」
セットリスト
1.Life Is Party ハーモニカ
2.革命
3.月光荘
4.16
5.サイン
6.愛してやまない音楽を
★工藤祐次郎
「工藤祐次郎と言います。よろしくお願いします。」
立ったままのスタート。
『ベルウッドの光』の流れるような歌い方、ジワジワのってくる曲調。
コロコロ転がるギターが良くて。『人間ごっこ』の声裏返るとことか。
何か言うのかと思ったらそのまま歌い出した笑
かすかなギターの音色。『最高の別れ』は家で弾き語りしてくれてるみたいだった。
「いい雰囲気でやらせてもらってます。季節外れですが…暑中見舞い。」
『暑中見舞い』一瞬で終わる。『残暑見舞い』ポストに投げたジャン!
サクサクいくねー。
「動物たちーー!!俺は人間だ!」
何よ。どうなってんの?これは歌詞なの?よく分かんないけど、祐次郎さんって動物たちと戯れてそう笑 軽快で良い。
イントロ良かった『たぬき』って曲。初のギタージャカジャカ掻き鳴らす。
この曲はかなりの見せ場だったように思う。
歌詞忘れてモニャモニャ「もう一回やります!」。
今朝書き上がったと言う『キャンプキャンプキャンプ』。
「譜面台いらないって言ったの後悔してます…。」笑
ここでメンバー紹介!!
「ちゃんボーイ!!ハーモニカ小山田壮平!」
口笛が二人ともへっぽこで笑った。
皆んなで“ゴーゴー魚釣りTシャツ”着てるし。
壮平は78cmのブリ釣ったことあるらしい。余談!!
3人で『ゴーゴー魚釣り』をワイワイ歌って、ちゃんボーイと小山田壮平の二人は退場。また一人になる祐次郎。演奏するかと思いきや「ごめん、そうちゃんもう一回来てもらっていい?」とステージ裏に引っ込んだはずの小山田壮平を再び呼び寄せる。そしてハーモニカを渡す。
事前に何をやるかを聞かされてなかったようでお目々まん丸にして祐次郎さんを見つめる壮平。しかしまぁ何やるか知らないのにギター弾き出した祐次郎さんに合わせて上手くハーモニカ吹けるもんだ。ギターでイントロ弾き出したらその曲が『すごい速さ』と分かり、満面の笑みの壮平。力一杯楽しそうにハーモニカを吹く。それを見つめる祐次郎。最高のアドリブ。最高の演出だよ!祐次郎さん。
心温まるステージでした。祐次郎さんの近所のお兄ちゃん的な存在がまた最高なんですよね。身近な親しみのある雰囲気で。曲もサクサク行っちゃうからあっという間でした。素敵でした!!
セットリスト
1.ベルウッドの光
2.人間ごっこ
3.最高の別れ
4.かなしいうた
5.暑中見舞い
6.残暑見舞い
7.葬儀屋の娘
8.庭の狐 僕は人間で君はキツネ
9.たぬき
10.キャンプキャンプキャンプ(仮)
11.リンドウ
12.ゴーゴー魚釣り
13.すごい速さ
★オオヤ ユウスケ BAND SET
オオヤユウスケさんの事は最近知ったばかりで。
ROVOが好きなのでROVOの勝井祐二さんが出てたアースガーデンの配信を観たんです。一緒にやってる方がオオヤユウスケさんで。その時ギターで面白い音を出してたんですよね。この方は誰だろうと。興味が湧いて。少しして、小山田壮平と対バンもするって言うし、またまた一体誰だ?と。
どうやら小山田壮平のことは彼が大学生の頃から知っていて鍋もやったりしてた仲だとか。後はPolarisと言うバンドをやってた?やってる?ってことくらい。しかし詳しく調べる前にこの日が来てしまったいう感じ。
キーボードとドラムの方を引き連れて3人のバンドセット。
喋り方はゆっくりでおっとりしてる感じ。
気持ちのいい音でオオヤさんの声と自然が溶け込んでた。
途中、呼ばれた小山田壮平。ハーモニカで参加。
長年のお付き合いだからか息もピッタリで。
もっとちゃんと曲聴いてみますね!
★インナージャーニー
YouTubeでは映像見たことあったけど、ちゃんとライブ観たの初めて。
ほとんど知らない曲だったけど、やっぱり好きなだけあってandymori味あるなぁ。なんて思いつつ。
最初の方は緊張からなのか全体的に皆んな表情がなく、淡々とした雰囲気だった。ギターも特にソロがあって派手にいく感じでもなかった。
だけどそれと反比例して、ドラムスのkaitoくんの笑顔がスゴイんだわ。ボーカルのカモシタサラちゃんのちょうど後ろに映り込むからメッチャ気になる!白と水色のストライプのシャツだったかな?そのシャツが変わってて袖に同じ布でピラピラしたものが何本も付いてんのよ。うまく表現できない!それがさ、ドラム叩くたびにピラピラして挟まってちゃんと音出ないんじゃないかって心配になっちゃった!しかもスッゴイ歌ってるし!もし自分が書いた歌詞であんなに歌ってくれてたら本当に感謝感謝って感じだな。kaitoくんには本当に色んな意味でビックリした。存在感があり過ぎた。
どうなるんだろうって様子伺いしてたら、ドラム始まりのイントロで一気に明るいノリに!なんの曲だと思ってたら『クリームソーダ』だった。この曲になって急に光が倍速で輝き出したよう。おぉこれは凄い威力だ!
メンバーそれぞれの見せ場がちゃんとあって見所たっぷりな曲だった。
そりゃ小山田壮平も気になっちゃうはずだ。
『グッバイ来世でまた会おう』がラストだと思ったらその読みは間違えだった。個人的には『少女』ってラストにやってくれた曲は今までの曲の雰囲気とちょっと違くて何か良かったな。こーゆうのもイイね。
まだこんなに若いうちに憧れの人からお声が掛かっちゃうなんて本当に凄いね。これからが楽しみ!長く頑張ってほしいね!!
★TIMESLIP-RENDEZVOUS
タイムスリップランデブーと読むみたい。
壮平くんの地元福岡のラジオでヘビロテされてた曲を聴いて好きになってハマったそう。しかも初めてライブハウスで観たバンドだとか。小山田少年は当時小6だったんだと。小6でライブハウスに?凄くない?まだ小6なんてアタシ光GENJI言ってた頃かもよ??そんな大人な世界をいち早く小山田少年は見てたのね。今年25周年らしいので壮平くんよりも私世代の方がタイムリーなのではと思うけど、全く存じ上げず…。
ボーカルの方は高音ボイスだったので最初はちょっと馴染めず…。
でも何曲か聴いているうちになんだかイイかもと。しかし壮平くんが初めて聴いて好きになったって言う『針にかかった魚が自由を求めるように』って曲、曲調もタイトルも歌詞も随分と大人な雰囲気の曲だなぁと思ったな。この曲を小6の子供が好きになるとは考え難い…とは思った。
後は比較的POPなものが多くて、こちらの方々もちゃんと聴いてみようと思ったのでした。
★折坂悠太
日が沈み、もうすっかり会場は暗闇に包まれていた。
ステージは青い照明に照らされている。
折坂悠太が現れた。落ち着いた表情をしている。ように見えた。
ライブやスタジオライブの映像はYouTubeで観たことはあった。たけどこうやって配信ではあるけど生で観るのはなんか違う。折坂悠太にリアルタイムで触れるのは初めてのことだった。
ほんの一ヶ月前、フジロック直前に出演キャンセルした折坂くん。色々な思いがあったみたい。苦渋の決断だったであろう。でもそんな折坂くんではあったけど、この“風CAMP”には出演してくれた。それはきっと昔から知っている小山田壮平が声を掛けたからであろう。しかも初めて主催するイベントだったし。とても嬉しかった。心で繋がっていたのだ。まぁともあれ特別な思いで出演してくれたに違いないのだ!
一曲目の『さびしさ』の「吹いてくれーー!!」のとこ。声張るなぁ!会場に広がっていく声。これは興味深い!
『坂道』って曲は結構お気に入りだったからやってくれて嬉しかったぞ!
「金木犀がたくさん咲いています。」
金木犀の匂いが凄いらしい。
私も金木犀の匂いを感じながら折坂くんの音を聴いた。
『安里屋ユンタ』アサドヤユンタって言うんだって。折坂くんこーゆう曲合うね。声がね。沖縄っぽい曲作ったのかなぁ?なんて思ってたけどこの曲もともとある曲で沖縄民謡なんだって。夏川りみさんもよく歌ってるみたいだね。宮沢和史さんと一緒になにかやりませんか?って言いたくなる。共演しませんか?私がブーム好きなだけだけど。ぜひいつか!
「いい夜です。来る道中、山道があってこっちでいいのか…。(雰囲気が)死体遺棄出来そうなとこだった…。そんなこと言うと地元の人に怒られそう…。一人になれる、そういう時間は必要です。」
ちょっとぉ…でも山道は確かに怖くなる。都会の喧騒を離れて自然に触れるっていいことだね。
『爆発』が凄かった。
トランシーバーみたいな道具を持ち出して声を録って音を左から右へ。ループさせていく。なんて幻想的。ルーパーの声はそのままで次の曲へ続けていく。〜こんなにせつなくなって〜口笛!次の曲はカバーだったみたい。
「初めてやって壮平さんに褒められた曲をやろうと思います。」
って言って始めたのが『角部屋』って曲。これがいい曲だった。これ聴いた後、数日間私の頭の中にずーっと残ってた曲。
ゆっくり足を組み、優しいイントロで語り口調で始めたのは『朝顔』。
ドラマの主題歌だったけど全くドラマ観てなかった。そもそもうちテレビないから…。でもこの曲聴いた時、これは売れちゃうやつだなぁ〜と思ってた。〈ここに願う 願う 願う〉っていう繰り返す部分が胸にくる。涙がジワ〜って出てくる。それで最後の掛け声みたいなのなんて言うの?沖縄の「いーやーさーさー」みたいな感じの。いや、それとは全然違うんだけどそんなような。あれスゴイね。なんだかビックリするよね。
「最後になります。どうもありがとうございます。」
エレキで細かい音を出す。これは新曲だったんだね。初めて聴いたから衝撃で。〈ちょっとは笑ってくれるかな?〉のループ。その後の〈どうぞ!〉ってとこ。これがそのまま歌詞だとはその時思わなかった😆口で楽器みたいに鳴らしたり、自分の声ループさせて、それが時々「以上です」→「異常です」って聞こえて…アタシの頭がイカれてるのか?完全カオス。変わった曲で面白かった!
初めて観た折坂悠太のライブは、昭和の匂いもするけど紛れもない平成の人。なのかも…。穏やかで幻想的で面白くて魅力のあるライブでした!!
セットリスト
1.さびしさ
2.坂道
3.安里屋ユンタ
4.爆発
5.少年(カバー曲)
6.角部屋
7.朝顔
8.心
★小山田壮平 BAND SET
ギターの夏椰(かや)くん”胸郭出口症候群”って病気でお休みしてて手術もしたみたいだけど今回ので一応復帰初ライブだったのかな?復帰したてなので座って演奏するよう。
後のインスタライブで座ってるから派手なカッコしようってことで蛍光緑のジャージ上下にしたらしい。思惑通り、ド派手でいい感じに目立ってた😊
とにもかくにも復帰おめでとうございます㊗️
そのほかメンバーはドラムス久富奈良、ベース藤原寛、今回お初のキーボード村山くん。
一曲目は野外にピッタリな『空は藍色』。
ヒロシのコーラスが壮平くんの声と馴染んで「あぁこれこれ。これよ。」となんだかジンワリ。
『旅に出るならどこへでも』壮平ギターを突然ジャンジャンと弾き出す。おかしい…と思ったら、やっぱり間違えだったっぽい!!かやくんにゴメンと手をやる。ビックリした〜。ナラくんが凄い!すかさず飛び込んでくるキーボード!かやエレキ!壮平の声!裏声!!う〜ん。この曲はやっぱり凄いな。忙しい!
『恋はマーブルの海へ』の照明が緑のドットで曲が可愛さ増し増しになってた。
「すったもんだ色々とあったイベントなんですけど…今凄くいい感じなんですけどどうですか?」ヒロシ、かやに振る笑
楽しそうに『雨の散歩道』をやって、『ゆうちゃん』のイントロはちょっといつもと違う気がした。
『メアリージェーン』では青と緑の照明に包まれる。ヒロシの左手がスゴイことになってた!最後皆んなが熱い!!
力強い『OH MY GOD』に、終始かやくんのギターに聴き惚れた『夕暮れのハイ』。スタートの仕方も良かったな。
「本当にありがたいことでございます。何と言っていいのやら…。大感謝!!ってことなんですけど…。」
参加してくれたアーティストの方々に壮平くんから精一杯の感謝の言葉。
いつも言葉に詰まってヒロシに振って困らせる壮平。フフ…平和。
イントロがメロディアスだった『投げKISSをあげるよ』を優しく歌う壮平。
そして、ここでトランペットのファンファン登場!
真っ赤なトレーナー?ニット?いつも派手カワね。
ファンファン「風CAMP開催おめでとう!」
壮平「ありがとーう!」
ファンファン、今年は風CAMPがライブ初だったみたい!
すごい!嬉しいことだね!
『グロリアス軽トラ』で「秩父の空の下〜♪」と歌う。
ファンファンが加わって、音にボリュームが出た!
ヒロシが楽しそうだ!スパッと終わるのいいよね〜。
『Sunrise & Sunset』ではファンファンはタンバリンも。
かやくんのラップスティールギターの音色が響く。
軽快な壮平のギター。正しくリズムを取るナラくん。
『HIGH WAY』ではまさかの入りやり直し。でもホントこれ難しいと思う。
最後もギター微妙で面白かった。
「またいつかどこかで風キャンプやりたいです。その時はぜひともよろしくお願いします。」
最後に『1984』。まるで吹雪のような白く細かいドットの照明でスタート。そのうちいろんな色の照明がミラーボールに当たってカラフルに。
やっぱりこの曲ではファンファンのトランペットが聴きたいな。
回り続けるミラーボール。
この方達もこのミラーボールのようにキラキラ輝きながら歌い続けてほしいなぁ。なんて思ったのでした。
セットリスト
1.空は藍色
2.旅に出るならどこまでも
3.恋はマーブルの海へ
4.雨の散歩道
5.ゆうちゃん
6.メアリージェーン
7.OH MY GOD
8.夕暮れのハイ
9.投げKISSをあげるよ
10.グロリアス軽トラ
11.Sunrise & Sunset
12.1984
本当にこの風CAMP、台風の影響を全く受けず天候に恵まれてたなぁ。
有観客だったら最高だっただろうね。
金木犀の匂いと虫の音を聴きながら気持ちの良い音と風と。
壮平くん、毎年やりたいって、キャンプファイヤーとかもやりたいって、バーベキューもやりたいって!そう言ってたから次回は叶うといいねって本当に思う。
風CAMP2021特設サイトに動画いくつかあるの雰囲気良いよ。
YouTubeでも観れるよ。
またぜひ来年も開催してください!!
楽しかったーー!!
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