2023年低位株、小型株市場の総括
ー2023年の全体相場は絶好調
2023年は特にバリュー株を中心としてのバブル、日経もTOPIXもスタンダード指数も好調でほとんどの投資家が儲かった一年。
米国株もNASDAQが特に強くこちらも儲かったであろうことを考えると、数年または10年に一度のバブルだったということになるかもしれない。
自分も今年は大勝利というほどではないが、例年に比べて率でも額でも大きな利益となった。
特に本来は手堅く利益が得られれば十分なバリュー銘柄が倍以上になるような株主還元、値上げでの収益超改善、コロナショックの反動、円安による為替差益、新NISAの先回り買いなど好要因が重なっている。
そうなると今年レベルの上げを来年も継続する可能性は極めて低く、よくて横ばいか今年ほどではない上げ、基本的には下げる年になると考えたほうがいいと思う。
ー低位株投資は損切りする人はやめたほうがいい時代に
低位株はどうだったかというと、全体相場がよかったので悪くはない一年ではあった。
しかし株価水準が高かったわけでもなく、全体相場が絶好調だったことを考慮するとかなり値動きが重たく、上がらない銘柄も多かった。
以前から低位株やバリュー投資において、損切りは基本的にしないほうがいいという考えだったが、今年の結果をもって「損切りは絶対しないくらいでないと儲からなくなった」という考えに変更する。
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