【 ひと工夫 】文に「動き」を出す
・動詞を使って動きを出す
例文
いつものラインの通知。毎朝、同じ時間。決まった返事。これが朝の日課。
文の最後が「名詞」になっています。
「通知」「時間」「返事」「日課」は「名詞」なので動きがありません。
この文を、
いつものラインの通知が来た。毎朝、同じ時間に来る。決まった返事を送る。これが朝の日課となっている。
文の最後を「来た」「来る」「送る」「日課となっている」という「動詞」で終らせています。
文の流れを「来た」から「来る」へ、「送る」から「日課となっている」と視点を順次移動させて読み手に1つ1つの動作の流れを想像させます。
「動詞」は動きを表すのが得意です。
文章に動きがあることによって、読者に躍動感を想像させます。
ただ、最初の例文でも悪いわけではありません。
きちんと意味は伝わります。
文章に動きを出したい場合は「動詞」を使っていきましょう。
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