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知っている安心感

昔は車も電車もなく、行動範囲が狭かったと思います。井上忠敬なんかは、例外ですが。交流を持つのは、よく知った相手。買い物をするのも、いつも同じ所。食事に行くのも、いつもの所。

この傾向は昭和の初期や中期にも、続いていました。豆腐屋さんで、お店の方から直接買ったり、魚屋さんで魚を買って捌いてもらったりするのが、当たり前の事でした。今は、スーパーで買い物するなら、レジ以外は人と接する事もないです。いや、セルフレジを使うなら、レジでも他の人との接点は無いです。

「今日いっぱい仕入れたよ。安いから、買って」「これは、初モノだよ」なんて言葉で、買うものを決めた方もいたはずです。

知っている相手(相手がこちらを認識していなくても)だと、安心感があるし、親近感があります。買ったり食べたりする場所を、選べる時間と予算があるなら、こういう所を選びます。

今、飲食店がコロナで苦境に立っています。少しでも集客に繋がるよう、従来のガイドブックや、TVでは余り触れないオーナーの人柄、お店への想い、開店秘話などを伝えるYoutubeの番組を始めました。鎌倉のお店が対象です。

鎌倉の方は何かの時に行くお店として、鎌倉以外の方は鎌倉にお越しの方に寄るお店として、オーナーの人柄の素晴らしいお店を紹介しています。番組に先だって、お店で飲食してお話を伺い、番組での内容を深める努力もしています。是非、ご視聴ください!!


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