SNSでの情報について
昨日は、氣の置けない人達と鎌倉で会食の後、実家にお菓子を送ろうと、お店まで歩いて行ったら、クグラパンは昨日まで冬季休業でした。(>人<;)
モンブランが美味しいと、知人が勧めてくれたし、焼き菓子が可愛い箱入りなのを雑誌で見て、自宅と実家に買いたかったのですが。😞
InstaやFacebookで、美味しそうな写真は調べられるけれど、味覚は人それぞれです。投稿した人が誉めていても、私が美味しく感じない事もあります。「あの人が美味しいというなら。」という選択をすると、かなりの確率で美味しいものに出会えます。普段から、味覚が自分に近いお友達を増やすのは、とても大切。一方通行は申し訳ないので、こちらも何か美味しい情報があったら、お伝えします。これぞWin ーWin。
口コミの力というのは、大きいものです。美味しい情報は、味の感覚の近い人達から、美味しくないという情報は、どなたからも。昔の諺に、「悪事千里を走る」というのがありますが、美味しくない、サービスが酷い、と言ったマイナス情報は、簡単に広まってしまいます。美味しい情報は仲のいい人にだけ伝えて、内緒にしておく、と言う人も沢山います。
自分の行きつけのお店をマスコミで紹介してほしくないというのは、わかります。情報につられてお客様が押し寄せ、いつもの常連さんが入れなくなったり、品切れ、サービスの劣化などにつながってしまうからです。マスコミの取材に応じても、電話番号非公開と言うお店もあります。
昨年の緊急事態宣言から、大半の飲食店は集客に苦慮しています。SNSでの集客に期待している方も多いでしょう。今のSNSの普及は大変なもので、雑誌にも掲載されていない情報がでていたりします。
利用客として考えると、SNSでの情報は、発信者の情報がどれだけ正確か、見極めなくてはいけないと思います。見た目の美しい写真があげられていても、それがおいしいものであるのかどうか、判断するのは自分だということです。
発信者の過去の情報を見て、自分の行ったことのあるお店についてのコメントが、自分の意見と似ているかどうか、つまり自分の味覚と似ているかどうかを調べることもできます。一人の発信者だけでなく、複数の発信者の情報を比べてみる、ということもできます。
様々な情報の溢れる時代ですが、「選ぶのは自分」という軸がぶれてはいないでしょうか?お店サイドも、新たにSNS向けの対応をするよりも、従来の手をかけた料理、心を込めたサービスに徹することのほうが大切です。SNSの対応は、その次でいいのです。