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【中欧ひとり旅】早朝のお得感、うれしすぎる in ウィーン③

☆DAY4☆


↓ DAY3

MORNING

カフェザッハー

幸運にも時差ボケが直らず、早起きをして朝7:30にカフェザッハーへ。
開店してから30分経っているはずなのに、お客は私だけ。うれしい!

ザッハトルテ9.90€、メランジェコーヒー7.50€(チップ込みで計19€)

ケーキ単体だとかなり甘いですが、クリームをつけて食べるといい感じ。メランジェコーヒーも見た目と反して甘くはないので、いいお口直しになります。

お会計の頃には2、3組ほど来店されていました。店員さんを呼ぶのに苦労しつつ、支払いを済ませて退店。ザッハーのお土産コーナーが開くのは午前9時からなので、お散歩の後によります

カールス教会を散歩

散歩がてらカールス教会を見てみることに。早朝の澄んだ空と、昇りかけの太陽から差す光が綺麗で、外観だけでも十分な満足感。近くの駅からトラムに乗ってベルヴェデーレ宮殿へ。

ベルヴェデーレ宮殿を散歩

ここで展示されているクリムト作品に、私はあまり興味がないため開館前にお庭だけお散歩。こういうお庭があるタイプの宮殿やお城は、早朝の時間にお散歩すると、人が少なく広い敷地をひとり占めできるのでうれしいです。

カフェザッハーとゲルストナーでお土産購入

カフェザッハーに戻り、両親にザッハトルテを購入していきます。とはいえ、ホールは一番小さいサイズでも54€(約8500円)。

代わりに、1カット(8€くらいだったかな?)を買おうとしたものの、すでに売り切れの模様(;;)渋々、キューブタイプのザッハトルテが2つ入った商品を、15.80€で購入。小っちゃい割に高い(><)

直ぐ近くにあるカフェゲルストナーでは、シシィのイラストが描かれたメランジェコーヒーを購入。7€ほどでした。安い!

ホーフブルク王宮(旧王宮・シシィミュージアム)

10時前で、美術史美術館は空いていなさそうなので、先にホーフブルク王宮へ。シシィミュージアムに行くため、でっかい建物の正面玄関にとりあえず入ったら、どうやらそこは新王宮の歴史館みたいです。気を取り直して旧王宮へ。

館内は少し混雑していましたが、全然許容範囲内です。夏だったらどうなってたんだろう……。と杞憂しながら、シシィ=エリザベート女王に関する歴史を見ていきます。(館内は写真撮影禁止)

無知のまま来訪しましたが、無料で借りられた日本語のオーディオガイドのおかげで十分に楽しめました。レプリカではありましたが、一生に一度でも着ることができたらどれだけ嬉しいだろう、と思わざるをえない豪華憐憫なドレスが飾られていたり。

おそらく想像を絶する美人だったシシィ。顔の造形はともかく、自由奔放で放浪癖があるという点では、ちょうど休学中でこうして中欧旅をしている自分と重なりました。時には地位や名誉というものは、人生において邪魔になるのかもしれません。

ホーフブルク王宮前の広場で、日本から持ってきた菓子パンを食べて、美術館へと出発。

AFTERNOON

美術史美術館

美術館前の広場ではアコーディオン演奏をしている人がいて、優雅な気分に。

チケット売り場に15分ほど並んで学割チケットを購入。オンラインでも買えるのですが、紙チケットが欲しくて現地購入しました。

世界一美しいとされているらしいカフェは、入店しなくても美術館内に写真を撮れるスポットがたくさんありました。肝心の展示室はおおまかに2カ所に分かれており、正面右側がイタリア、スペインおよびフランス絵画、左側
がオランダ、フラマンおよびドイツ絵画。私がお目当てにしていたブリューゲルの絵画は、左側に展示されていました。

とにかく広く展示数も多いので、休憩しつつ鑑賞していたら2時間半くらい経過していました。並んでいる絵画を見てまわるだけなので、個人的には徳島にある大塚国際美術館の方が展示のデザインは好みに感じました。日本語の説明も読めますし。とはいえブリューゲルの絵画をたくさん見れたことはうれしいので、最後にお土産を購入し退館。

カフェデメル(カイザーシュマーレン)

時刻は15時半。お腹もすいてきたので、気になっていたデメルのカイザーシュマーレンをテイクアウトしにいくことに。

しかしなんとびっくり。土曜日ということもあってか、昨日の5倍くらい人が並んでいました。通行の邪魔になりそうな列を20分位並び、無事ゲット。

目の前のミヒャエラ―プラッツ広場のベンチで優雅に食べました。個人的には、昨日のナッシュマルクト内のお店のカイザーシュマーレンのほうが好みでしたが、上にかけられたベリージャムはデメルの方が果実たっぷりでうれしい!

EVENING

クンストハウス

小腹を満たしてもなお、次の予定まで少し時間があるので、グーグルマップで見つけたクンストハウスという、フンデルトヴァッサーのミュージアムを訪れてみることに。

Radetzkyplatzという駅から行きましたが、夜はあまり歩かない方がよさそうな雰囲気……。暗くなってきていたので、駆け足で向かうと何とも洒落た建物が。フンデルトについては全くの無知でしたが、館内でうられているお土産がとても可愛かったので購入しました。思わぬ出会いでうれしい。

そんなフンデルトが手掛けたアパートが付近にあるとも知らず、プラーター公園へ大観覧車を見に行きます。

大観覧車(プラーター公園)

駅に戻り、トラムの待ち時間でオーストリアの有名な飲み物、アルムドゥドラーを購入しました。ジンジャーエールをもう少し甘く、すっきりとさせた味わいでかなり美味しい。帰国した今でも、また飲みたいです。

しかし購入の際にイヤーマフを落としていたみたいで、女性の方が親切にも呼び止めてくださいました。先日、ウィーンの街中でカフェの店員さんが落としたペンを拾った徳がまわってきたのでしょうか。
まあ、この命拾いしたイヤーマフ、最終日のミュンヘン空港でお亡くなりになるのですが……。

そんなこんなで乗り合わせたトラム。Praterstern駅に行くはずが、着いたのはPrater, Hauptallee駅。観覧車まで徒歩20分もある……。

同じトラムに乗っていた女性グループも私と同じ間違いをしたのか、運転手さんに観覧車への行き方を尋ねていました。そのおかげで、私は彼女たちを尾行するだけで観覧車まで行くことができました。まわりはけっこう暗くて静かな場所だったので、一人だとかなり怖かったです。ありがとう……。

冬季で諸々閉まりまくった公園内を駆け抜けた先にあった大観覧車は、「まあこんなもんか……。」といった印象でした。たしかにおっきいし綺麗ではあるのですが、HEPの観覧車と被ってしまい……。もし最寄りの駅からラクに向かえていたら、もう少し違った感想だったかもしれません。

フンデルトヴァッサーハウス

そしてこの時点でフンデルトヴァッサーハウスの存在に気付いていたので、疲労でヘトヘトでしたが折角なので向かいます。トラムを乗り継ぎ、Hetzgasseで降車。少し歩くと見えてきました。

カラフルでお洒落な民家。今も実際に人が住んでいるみたいです。私の他にも数名、写真を撮りに来られたであろう方がいました。

少しボコッとした地面もフンデルトのデザインなのでしょうか?付近にあった赤色の公衆電話も印象的。あいにく暗くて建物のカラフルさは少し伝わりづらく、近くのお土産屋さんもしまっていましたが、夜だからこそ感じられる静けさや窓の光が、住宅感を感じさせてくれて良い体験でした。


最後にスーパーでお土産を買い足して宿へ帰りました。モーツァルトクーゲルはスーパーよりも専門店の方が安いみたいですね。

この日の夕食は日本から持ってきたどん兵衛です。同じフロアにチェックインしてきた方がいるみたいなので、時間が被らないよう早めに共用バスへとお風呂に入り、チェックアウトのため荷物を整理します。

フロントに24時間受付がいるタイプの宿ではなかったので、念のためチェックアウトの仕方を尋ねると、鍵をここの棚に入れてくれとのこと。そういうことはチェックインの時に教えてください……。翌日はOBB鉄道でハルシュタットへと向かいます。

おまけ(組んでいた予定表)

間違っている情報もあるかもしれませんので参考程度に

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