猫々回線

京都の大学院生。絵を描いています。

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    本の感想や考察に関する記事をまとめています。

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休学、院進、就活、焦燥感

今年の9月にめでたく京都大学への院進が決定した。 現在は在籍中の工繊を休学している。 つまり、来春の入学までは人生の夏休みということになる。 とはいえ、バイトをしなければお金はない。 某コンビニチェーンとふぐ屋のかけもちで週4回、新しくバイトを始めることにした。 また、進学先の研究室はパートのようなコアタイムが設定されているため、今のうちに就活も進めておいた方がいいだろう。 絵も、今のうちに構想が固まっているものを描き進めておきたい。 曲作りも、DTMやらインターフェース

    • 100万円払って得られた自信と知覚過敏

      2年半ほど前、大学3年生のときに歯列矯正をはじめた。 当時、私の歯は前歯の2本が少し前面に出ていた。 また少し開咬気味だったので前歯で肉を噛みちぎることができなかった。 しかし、学校の定期健診では特に問題がなく、両親にも「あんたは歯並びが良いから、ちゃんと歯磨きしてキレイに保ちなさい」と言われ続けてきたので、私も歯並びについて特に気に留めたことはなかった。 矯正をはじめた経緯 大学1年生の頃、私は韓国アイドルにドハマりしていた。 小学生の頃から自分の顔にコンプレックス

      • ヨーロッパひとり旅計画と就活の進捗報告

        休学して早8か月目。 といっても内6か月間は院試勉強にあてていたので体感2か月目。 何をしているかというと、 書くのが恥ずかしいほど大した収穫のない日々を過ごしており、 何かしないと、という焦燥感と時間の消費だけがかさんでいく。 そんなこんなで心が苦しいので、一旦今の現状をまとめてみる。 就活 業界・企業研究とやらをしてみたら、ちょっとずつ自分がやりたい仕事が見えてきた。 その中でわかったのは、自分は他人軸に生きるのは嫌だが、仕事軸で生きられるような人間でもないらし

        • 突然出てくる「結婚した」

          不器用な人生を歩んでいるので、同じように紆余曲折あった人の人生コラムを読むことが多い。 自分と同様、何かに苦悩している人の文章を読むと、対症療法ではあるが心の傷口が少し癒えるし、運が良ければ何か解決の糸口が見つかるかもしれない。 ただ、どうにも途中で「結婚した」という出来事が入ることが多い。 曲がり角を曲がったら豹に出くわした、といった具合だ。 (ちなみに、記事の写真は台湾旅行中にたまたま見つけた新郎新婦だ。) この「結婚した」に出くわす度、私はどうにもモヤっ、とする。

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        • 読書記録
          4本

        記事

          読書記録② (大2、2021年3月~7月)

          前回の高2から飛んで急に大学2回生の頃の読書記録になる。 おそらく2年間の受験なりリモート授業への順化に追われる日々だったのだろう。 以下に当時の読書メーターに載せた感想を回顧していく。 #4 2021/03/14 『A~E、どの話にも共感出来るところが多く、また人生経験の浅い大学生の自分には考えさせられる要素が多かったが、Eにおける伊藤の発言で、もしかしてこの本は…と考えると図書館でたまたま8年前のこの本を手に取ったことをタイムリーで運命とまではいかないがいい出会いをし

          読書記録② (大2、2021年3月~7月)

          読書記録① (高2、2017年8月~9月)

          読書メーターに記録していた分の読書感想をここに記すことにする。 というのも、読書メーターはどことなく閉鎖的な感じがするので、もう少し開けた場所に感想を残しておきたい。 記録をさかのぼると、私が読書メーターを始めたのは2017年かららしい。 高校2年生の時である。 その頃の私は部活である吹奏楽と、駿台での勉強に明け暮れていた。 そんな青春真っただ中の私の読書記録を見ていこう。 #1 2017/08/04 『青春時代の今のこのキラキラとした思い出を忘れたくない、という気持

          読書記録① (高2、2017年8月~9月)

          罪と罰、現代におけるラスコーリニコフ症候群~涼宮ハルヒを添えて~

          少し大層なタイトルになってしまった。 罪と罰に関する記事はいくつもあるが、ここではラスコーリニコフ症候群に焦点を当てつつ、話を展開していこうと思う。 勘の良い人ならすでにお気づきかもしれないが、この記事では多くの人が一度は考えるであろう「自分は特別である」という思想と、その是非について話題にしてみる。 本題に入るまでの前置きは長くなるが、容赦していただきたい。 【ラスコーリニコフ症候群とは】産経新聞社のコラム記事が分かりやすかったので引用する。 この思想は、ラスコーリ

          罪と罰、現代におけるラスコーリニコフ症候群~涼宮ハルヒを添えて~

          外部かつ他分野で院試を再受験した話(工繊→京大)

          お話しする内容については題名の通りです。私は学部4回生として院試を受けたわけではなく、大学院生として院試を再受験しました。 結果から言うと合格していました。嬉しいですね。 まずは下記に簡単な情報をまとめます。気になる人は、その先も是非読んでみてください。 再受験を決めるに至った背景 学部4回生の5月頃、3回生の後期から配属されていた研究室を辞め、異なる研究室に移ることになりました。人間関係に窮屈さを感じていたことや、研究で扱う対象がミクロすぎたことなどが、大まかな理由です

          外部かつ他分野で院試を再受験した話(工繊→京大)

          やさしい旧・新約聖書物語を読んで

          時間のない方へ 結構長々と書いているので、読むのが億劫な人や多忙な方は、最後の「聖書のすすめ」だけでもいいのでぜひご一読していただければ幸いです。 なぜ聖書を読もうと思ったのか  卒論を終えた大学4年生の春休み、大学院への進学は決まっているものの、私の人生これでいいのか、この先一体何を仕事にして生きていけばいいのか、正直のところ迷っていました。今は生物系の学部に所属していますが、もともと絵を描くことが好きなので、美術と結び付けた研究をするのもいいのではないか、そんなこ

          やさしい旧・新約聖書物語を読んで