Vtuberとしての実力のなさを認めるって辛いけど大事だねって話
どうも、昨晩夜泣きして今まで考えはしていたものの我慢して言わなかったことを全部Twitterでゲロったので最早無敵のにゃん五郎です。こんばんは。
Vtuberを始めてからあと3ヶ月ほどで2年が経とうとしているこの頃。もちろん数字で図れないかけがえのないフォロワーさんやバーチャルな友人に出会えたことは言うまでもないことだが、そういう綺麗な部分をとりあえず置いといて、数字の話や暗ーい話をするぞ。ある意味ですごーーく開き直って蓋してた愚痴を含め全部出してると思って聞いて欲しい。
Vtuberが夢見る1000人の壁
Vtuberを始めたきっかけは多数あれどそのうちの一つに「いつか収益化とか出来たらいいな」が入っていない人は少ないんじゃないかと思う。しかし、この1000人という壁が実はと言わずとも破滅的に高くて遠い道のりのため、ここに到達していない人は沢山おり、僕もその中の一人だ。あるサイトのデータによると登録者1000人というのは全体の上位11%に当たるらしい。
現在僕の登録者数は凡そ390前後をさ迷っているのだが、それでも一応上位20%前後をさ迷っている計算になるらしくこれだけでもある程度凄いことらしい。ただ、それはYouTube全体の20%なので僕がいずれなれたらいいなと夢見た上位11%以上の凄まじい万単位登録者数を保有する層と比べたら天と地の差である。
勿論数字が全てではないとわかりつつも、やっぱり気にしてしまうのが人間というものなのだ。
むしろ自分よりも新人の人が次々と1000人に到達していく様は「自分には自分のペースがあるから!」と言い聞かせるにはなかなか堪えるものがあるのである。
マシンスペック、メインジャンルの差を理由に見ないふりをしてた現実
僕のパソコンはゲーミングPCではない。その為皆がよくやっているPUBGなどのPC用アクションゲームはまず出来ない。その上アクションゲームが元々苦手な為他媒体をつかってもあまりやらない。また、最新タイトルも最近までSwitchを持っていなかった+キャプチャーボードがなかった為やっていなかった。
Vtuberの主要ジャンルでもあるゲーム実況をすることも少ないのが原因かなーーとか言いながらも多分、投稿頻度の問題や動画の中身等色々理由つけて人に見てもらえるかもしれないチャンスを逃してきたのも現実だ。
クラスのゲーム機を持ってる子達の話題に乗れない小学生みたいなもので、最新タイトルがやれない、マシンスペックのせいでやりたいものがやれないというのに買い替えもせずそれでもやれる範囲で伸びてやる!と意気込んだものの。そこまで他の動画を投稿出来るほど器用でもなく。
実際他人と比べるものじゃないかもしれないが、やっぱり最新タイトルがやれるととりあえず目に止まるし、そもそも皆やってるから気になるし、見たくなるのだ。
環境を用意しようと思えば出来るような状態でグダグダと用意せず約2年。有難いことにそれでも着いてきてくれる人達を大切にしたいと思う反面、やっぱり思った様に伸びないなというのも正直な話だった。
本当は一次創作や表現があまり得意では無いという現実
元々Vtuberを始めたのは楽しそうな世界だという憧れや1人ではやることに踏ん切りがつかないような事柄をやる為だったり、憧れていた手描き動画を制作出来るようになりたかったからだ。
最初の内は新しいことを沢山覚えなくてはならず動画ひとつ制作するのに1体何日かかったかくらいだったが投稿すること自体に達成感があった。週一投稿頑張ろうとか色々思っていた。実際昔に比べて動画制作の腕は上がったと思うし、やれる幅も広がったように思う。ただ、動画を自分の思う様なクオリティにしてあげようとすると凄まじい時間がかかってしまい仕事とプライベートに支障が出たり、周りとどうしても比べてしまって焦ったり、とどちらかと言うと他人の目を気にする支障の方が多くなっており「早く動画を出さないと飽きられてしまう」「忘れられてしまう」等とネタを探すことの方が優先になり、最終的には本来の「ワクワクして楽しい!」を何処かに置いてきてしまったような感覚になってしまった。
そもそも僕はずっと二次創作をメインとして元々活動しており、一次創作や自分から何かを作ってアピールする程何かを表明したいものも実はそんなになく。正直な所悲しい程に僕はただの消費者だった。だから消費者の目線で物事を見るし、だからこそ自分の動画が伸びないだろうということも、何となく察してはいたが1度始めたからにはという意地だけで進んでいた部分が大きい。
世界ではこういう動画がウケるんだろうなと思いながらそこに触れずに「流行り物じゃない所でウケたい」みたいな変なプライドを持って「まだ僕はやってないから」みたいな保身で生きていた気がする。流行りに乗れない自分を無理矢理表す為のプライドが高かった。けど、凡人は凡人なので知識も流行にも乗らない動画はそもそもたくさんの人に閲覧してもらうことが先ず難しいのだ。検索を先ずそもそもしないから。
しかも流行りにも乗らずこれといって自信がある訳じゃないので大型の企画に動画応募して参入することも出来ず、コラボも自主的なもの以外はほぼしていなかった為人脈もなく。そうするともう本当に露出しない。ぼっちなのである。あたり前田のクラッカーなのである。
嫉妬、劣等感、義務感、などで耐える日々
自信がある人は羨ましいなとか、動画ちゃんと定期的に投稿できる人は羨ましいなとか、そもそも僕が参入した2018年下半期からVtuberはライバー主体の世界の印象で。毎日新しい配信やコンテンツを生み出せ!!みたいな雰囲気があったから正直な所人間と関わることに多大な気力を使う身としてはなーなーに視聴者のことをあまり考えずにやってそうな配信とかを普通にやってる人らが正直滅茶苦茶羨ましかった。
僕もこの位適当にやりたいな、でもこのやり方じゃ視聴率も無いだろうしそもそも毎日配信は出来ないな、ていうか流行りのコンテンツもやれないから人来ないなぁとか、色んな理由で出来ないことに対するストレスが増えていった。僕は僕のやりたいように、とは言うものの、やっぱりここまで収益という収益もあまりなくやっていて界隈のノリにもついていけないとなるとマジで教室の角でジメジメするキノコのような気持ちになる。
今は「僕の事ボロカス言ってきたような人間やTLに病みしか招かない様な人に何故か登録者が数百人いてまだ生きてるのに僕が辞めたら負けたみたいで嫌だ」という負の原動力で動いていることも割とある。絶対に良くないサイクル。でもそれがあるから今僕はここに居られている説もある。
人との繋がり、支援、収益等嬉しいことも勿論あった
散々喚いていたが僕はVtuberとしてYouTubeで活動する傍らAmazonのほしい物リストで有難いことに支援物資をもらえたりとか、バレンタインの企画で本当にバレンタインチョコを沢山貰ったりしたこともあった。
VroidのテクスチャをBOOTHで販売して自分の売り物を初めて買ってもらえたりした。
今書いているnoteという場所で初めて記事をサポートしてもらう、所謂投げ銭を貰ったこともある。
これは単純に自慢だが憧れのVtuberに自分のVRoidの靴テクスチャを使って貰えた時は目が飛び出そうになった。
だから多分僕の活動があまりに多岐に渡り過ぎていて、YouTubeと上手く結びつけられてないというのも原因の一つとしてあげられる気はする。多分僕は本来動画メインの活動家ではなかったので、YouTubeをメインとするVtuberというジャンルにおいて少々特殊な人間だったのかもしれない。
また、どのジャンルも満遍なくそれなりにやっていた感じなので良くも悪くもそのジャンルを極めている人がやはり目に入ってしまい自分と比べてまた落ち込むなどした。多分無駄な事というか、そもそも比べること自体が間違いとは思うがそういう性分だった。
負けず嫌いで意地を張って学び続けた2年
全てが無から始めて2年。パソコンのスペックとかもまず分からなかった状態からの機材購入、配信環境、動画制作技術の向上、Vroidを使った3Dモデリングやそれに付随するテクスチャ知識、腕を動かす技術やらまずこうして考えを人に長文で公表するという行為、絵を描いたり企画を考えたり人を誘ったり。正直な所マルチクリエイター名乗って良いのでは?とたまに奢りたくなる。
ただ、色んなことを1からやっているのだからその道を突き詰めてきた人と比べてまだまだだなと何もかも中途半端だなと思ってしまう。そもそも突き詰めてきた人とペーペーを比べることがおかしいのだが、やっぱりやるなら上位になりたいという気持ちが凄かった。負けず嫌いなんで、とても。そういう汚い所を見せたくなくて、いつも明るく元気に!っていきたかったのにそれも出来なくて。お前はいつもそうだ!誰もお前を愛さない……みたいな状態で病むなどしてさらに自分が嫌いになる……みたいなこともあった。
けど、こうして羅列するとまぁやれる事が増えたり、覚えられたことが増えたからこその悩みなのか?と思えるようにもなってきた気がする。
進んでいないように見えるのは皆がなんか最低限の技術として平然とやっているものを全て自作していたり技術不足や技量不足で詰まっていた僕が妬んだ結果であり、僕にとっては物凄い技術や金銭を使用して他人の力を借りられる人達が羨ましくて。
そういうものが羨ましい反面、自作の物でやっぱり登りたいと思ってしまったりするプライドが凄くて。
そういう人間だったんだなぁ……頑張りたかったなぁ……って昨日さめざめ思って吐いて泣いてたりした。
とりあえず自身の必要な周辺機器の調整をする
散々自分の中の欲望と嫉妬心と高慢さと向き合った結果、とりあえず僕は2万円叩いてキャプチャーボードを買うことにした。昨日絶望してそのままTwitterに書き連ねてそしてそのまま勢いのままにAmazonのカゴへシュー!してきた。悩むと何も動けなくなる性分なので。
多分キャプチャーボードがあれば最新ゲームをプレイする配信ができるようになるし、とりあえず「みんなと同じハード、持ってないし、やれないし」みたいなことがなくなれば良いなと思ったりした。
基本的に自分が持っている嫉妬心は自分ならもっと面白くやれるのに、みたいな所で。実際出来るかどうかと言われると割と別問題なのだが。とりあえずそれで解決するものなのかどうなのかは考えてみる。
後、PC周りやスマホも新しくしたいなと思う。スペックの問題で出来なかった事柄が余りに多すぎるのでその辺がストレスフリーになってもまだ色々思うならそれは環境の問題ではなくて個人の技量の問題なので、その辺も鑑みつつやって行きたい。
自分のやりたい方向性はいまだに定まってない感じもするが、少なくとも僕はきっとリアルを映した撮影や事柄がVの体でやっぱりしたいんだろうなと感じた。
つたないながらにこれからもその先を模索しようと思う。
散々言ったけどVtuber絶対辞めないぞ
散々言ったように僕は負けず嫌いなので、1度始めたことをこんな形で諦めたくはない。正直な所仕事並みの労力とストレスがかかってるので怒りのデスロードなのだが、それでもやっぱりこの界隈は楽しいし、出会えた人達との交流も続けていきたい。だからこうして自分と正直に向き合って、これからも生きていこうと思う。
生き恥晒して生きていくぞ。よろしくな。
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