なっちゃん

ウクレレを弾い遊んでいる人

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ウクレレを弾い遊んでいる人

最近の記事

「好き」の純粋性①

先日、SNSで知り合った闘病中の友人に会う為の旅行🚄に出かけた。一時退院中の彼女と雰囲気の良いカフェで食事をした後に、彼女が私のウクレレを聴きたいと言ってくれたので彼女の部屋へ行って数曲下手くそな演奏をした。ふと見ると彼女は泣いているではないか。いやいや、私の演奏が感動するほど素晴らしいってわけではないのは自明の事実。遠方から尋ねて来て、生で演奏を聴かせると言う事が涙に繋がったのだろう。しかし「これで、また治療を頑張れる」と言ってくれた彼女の言葉は、生で演奏するという事の力と

    • コンサート出演

      8月の末の週末、A先生の依頼で観客25人程度のウクレレコンサートに出演した。ソロを6曲、アンサンブルを1曲演奏した。 A先生はU Rと契約していて、あちこちのU Rの集会所で全12回程度のウクレレ講座を開いている。その講座を開くのにあたって生徒勧誘の為のコンサートが企画されるのだ。 実は私が誘われたのは去年に引き続き2回目なのだが、今年は去年よりずっと大きな達成感を感じている。 なぜだろうと、A先生とのLINEを遡って去年の演奏曲を調べたら、去年はソロが3曲、アンサンブ

      • 愛情不足ではない

        電車の中で座席に正座する年配の女性を見かけて、母の事を思い出した。 母も、どこでも正座する人だった。電車でも、私の高校の卒業式の保護者席でも… 保護者席で頭一つとび出る母が高校生の私は、たまらなく恥ずかしかった。 そういえば昨日も不意に母の事を思い出した。 ああ、朝ドラで、主人公が小学生の娘を膝の上に乗せていたと思ったら、最後には抱き合って娘が主人公の胸に顔を埋めたシーンを見た時だ。 公立高校の受験の時、私は少し背伸びをした高校を受験した。周りも、正直私自身も受かる