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最近の記事

○ら○ら

ひらひら落ちてくる葉っぱのように ゆらゆら自由に生きていたい へらへら老いてしまったおばあちゃんも おらおらしているおじいちゃんも あらあらと言って自由に生きてほしい むらむらしているおにいさんも きらきらかがやくおねえさんも すらすら言葉が出てこなくたって だらだらしながら生きてほしい カラカラっと鳴るおもちゃが好きなあかちゃん サラサラロングヘアーのおかあさん フラフラダサい服きたおとうさん ハラハラドキドキ楽しい家族で ケラケラわらって生きていこう

    • 大人になりたくないのになってしまった

      昔好きだった音楽を久しぶりに聴くと、当時とは違った風に聴こえてくる。その時の状況によって感じ方が違ったり、救われたりしんどくなったり。久しぶりに聴く音楽は思い出と結びついているからそれと同時に当時のことをよく思い出せる。ところで、最近自分が大人になってしまったと気付いて恐ろしくなることが多々ある。もう学生気分ではいれない。毎日学校に通っていた頃が懐かしい。昔好きだったものたち、今みると感じ方が違いすぎるし、やはり中学生の頃なんかは特に無知だったのだなと思う。歌詞の意味とか言葉

      • 朝起きると少し肌寒くて、外は乾い暑くもなく寒くもない心地よい気温の中自転車を走らせる。僕はこの季節が好きだ。一瞬で通り過ぎてしまう楽しい時のように、この季節も一瞬で通り過ぎてしまう。しかしまた巡り一年の時が経てばやってくる。この空気を感じるとともに青春の1ページの終わりを迎えた高校三年生の秋を思い出す。仲間と切磋琢磨して高め合い、何度も喧嘩したあの日々を、音楽に取り憑かれたかのように毎日楽器を練習したその日々を、ふとした瞬間に思い出してはあの頃は充実していたなと物思いにふける

        • 細道

          ラジオのOAしている隣は ガラガラのシャッター街 錆びれた飲み屋街を横目に 消えかかってる歩道の印刷を見る 誰もが知ってる 彼も通りかかる けど行ったことは無い そんな、小さな小さな映劇館 正装し劇場にて映像を見て 貞操観念が変容していく様を 冷蔵庫を開けて激情しながら 形容し難い感情を抱えていく 時代の流れに巻き込まれて R18の映画ポスター貼らなくなった 寂れた部屋のように 本日休館日ですと掛かっている この辺のガキはここでエロを知る 女の身体に興味を持つ そんな

          君と僕との物語

          太陽が照らす中 目の前に現れる君 君はいつもの顔で くしゃっと笑う 眩しい光 目を細めながら 瞳に映る君を見る いつもと違う服装 違う髪型 私とおそろのアクセサリー ちょっと背伸びして 精一杯のオシャレを 君が笑う それだけで僕は 君の笑顔 誰よりも綺麗だ 眩しい光となって 目の前に現れる 思い出を作りに行こう 月明かりに照らされた 隣にいる君 君の横顔は悲しそうで 雫が零れ落ちる 淡い光 目を見開いて 瞳に映る君を見た いつもの声 何気ない会話 僕と君との会話のリ

          君と僕との物語