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月曜の朝の保育園は大嵐

保育園に孫を預けに行きました。ママ!ママ!と泣いている子。ママの指をつかんで離さない子。担任の先生をいち早く見つけて抱っこして貰う子。
夏休みがあけたばかりではないのに、月曜日の朝はてんやわんやの連続です。園庭では鬼ごっこがはじまっています。ホールでは、人形や積み木がたくさん出されています。部屋では塗り絵や折り紙で遊び始めています。

そんな中に、事務所の先生用のイスに座っている子や、エプロンを付けて事務所内を忙しそうに行ったり来たりしている子もいます。

保育者の声かけの様子を見ていると、ふんわり誘いはするものの「来てはいけない!」や、「向こうに行っていなさい。」等との声かけは有りません。子どもの様子を見ながら、優しく促しています。ひとしきり、自分の遣りたい事が終わると、こどもはみんなの所に行くようです。先生は強く促さなくても、良いのです。

そんな光景を見ていたら、アメリカの学校の視察に行った時の事を思い出しました。朝の集会の時に校長先生の話を聞きながら、生徒は友だちと喋っていたり、座り込んだりしています。クラス毎に真っ直ぐに並ぶことなどありません。授業中も寝転びながらや、ほおづえをつきながら本を読んでいます。

でも、話し合いが始まれば真剣にどの子も自分の意見を出しますし、友だちの意見も良く聞きます。

姿勢良く座る事が、まず求められる日本の学校とはずいぶん違うなあと関心したものです。日本の学校ももっと、自由でゆったりしていると良いなと強く思ったものです。


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