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思った時に、直ぐ遣らなければならないのです

「かつてではなく、いつかでもなく、今!」
という言葉を掲げて活動している、和太鼓の演劇集団が有ります。

その言葉を聞いた時、遣りたいと思った時が何よりも大切なのだと学んだはずなのに、忘れるものですね。

決して、後回しにした訳ではないのですが、今有る関係性がこの先までずっと続くのだと錯覚してしまうものです。連絡を取り合えば、いつでも直ぐに会えると思ってしまったのは大きな間違いだったのです。

また、大切な人を亡くしてしまいました。
悔やんでも、悔やんでも取り返しがつきません。この方はご自宅の前で倒れて居るところを、ご近所の方に発見されたのでした。救急搬送された4日後のご逝去でした。

一報を聞いて暫くは声が出ませんでした。誰かと話さなければ胸がつぶれそうなので友人に電話しましたが、涙が溢れるばかりでした。あの優しい声や、笑顔が次々に思い出されて仕方が有りません。何時も、楽しい事や良い事を探していた方でした。

「グッドニュースは無いかしら?」
と、新聞を広げながら周りにいる人の良い所ばかりに目を付ける方でした。

「 貴女の欠けた世の中に、グッドは有りませんよ。」
と、塞ぐ日々です。

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