安倍総理の回顧録を読んでいて注目されるのは、総理秘書官としてスピーチライターを務めていた経産省出身の佐伯耕三氏です。
いわゆる「アベノマスク」の発案者ともされています。『回顧録』では第1章で安倍総理はアベノマスクを全面的に擁護しています。全く同感です。馬鹿馬鹿しいことに野党がいまだに突っかかってきてます。放置妥当。
もう一つ、佐伯秘書官に関連して防衛大学校での訓示の話が『回顧録』でも出てきます。ここが面白い。
回顧録には出てませんが、翌年平成27年度の訓示では日本海海戦のネタ。第三国の報告書から持ってくることで批判をかわす周到なテクニックには脱帽です。
さらにその翌年には大村益次郎登場。相変わらず長州LOVE・明治維新LOVEが全開。
なお佐伯耕三秘書官が国会でヤジを飛ばし(てしまい)、野党が突っかかってきて、安倍総理が慌てる一幕も。あそこまで言われたらそりゃ言うわ。
その後、2022年2月には経済産業省 商務・サービスグループ 生物化学産業課長として新潟県長岡市での講演もされています。これはこれで興味深い内容です。
佐伯耕三氏の今後にも注目です。